開催趣旨
CBI学会2008年大会
CBI Annual Meeting 2008

国際シンポジウム

疾病の経路網と創薬
−とくに核内受容体とメタボリック症候群
および関連疾患に焦点を当てて

"Pathway/Network to Disease and Drug Discovery
 -Specially Focused on Nuclear Receptors and Metabolic Syndrome"
 現在CBI 学会は生物医学や創薬への計算(Informatics & Computing)技法の応用を学会の重要なミッションとしているが、ポストゲノム(シークエンス)時代といわれる現在、生物医学や創薬が必要としている情報計算技法は明らかに拡大変化しています。その一つの方向は米国のNIH が主導している「生物医学の重要な問題領域の解決に情報計算資源を集中する」というやり方です。「Pathway/Network to Disease & Drug Discovery -Specially Focused on Nuclear Receptors and Metabolic Syndrome」をテーマとするこの大会では、「社会的に大きな問題となっている生活習慣病(メタボリック症候群)問題の解決に情報計算からの資源や研究者を集中する」という理念を具体的に追求することをめざしています。しかし、各セッションでの話題はCBI学会の7つの関心領域との対応がつくように配慮されています。この意味で参加者は「核内受容体とメタボリック症候群および関連疾患」だけでなく、生物医学と創薬への新しい情報計算技法一般に関心のある幅広い研究者にも興味深くなるように配慮しており、生物医学、創薬、情報計算学、など幅広い研究者の参加を期待しています。
大会実行委員長 岡崎 康司              
(埼玉医科大学ゲノム医学研究センター所長)