開催趣旨:
ゲノム編集(DNA編集)は、遺伝子治療の手法として発見された。その中で、CRISPR-Cas9を皮切りに、他のCRISPRシステムや改良型など、多種多様のゲノム編集技術が開発されてきた。また、ゲノム編集を利用した疾患モデルの細胞や動物の作成も行われ、疾患を引き起こすターゲットの探索にも利用されている。さらに、バイオものづくり、農水畜産物の品種改良での実用化も検討されている。CRISPR-Cas系の最適化は特定の遺伝子の効率的な置き換えに必要である。このために、CRISPR-Cas系に特化した独自の言語モデルで、CRISPR-Casの新しい組み合わせをin silico予測・実証する研究もある。さらに、DNAを切断しないBaseEditorと呼ばれるdCas9にデアミナーゼを連結させた人工酵素が開発され、CからTへの改変を実現している。ゲノム編集技術の基礎とその臨床応用について、エキスパートの先生方に講演をして頂く。
日時: 2025年2月7日(金)13:00-17:40 場所: オンライン配信(Zoomウェビナー使用) 世話人: 長谷川清(テクノプロ・R&D社)、佐藤太朗(杏林製薬株式会社)、鈴木達也(大鵬薬品工業株式会社)、狩野敦(株式会社モルシス)、東田欣也(株式会社モルシス) 連絡先: お問い合わせは、下記メールまたはTELにお願いいたします。
TEL: 03-6435-0458 (情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局)
プログラム
- 13:00 - 13:10 はじめに
- 13:10 - 13:50
「進化し続けるゲノム編集技術とその遺伝子治療応用」
堀田秋津(京都大学)
- 13:50 - 14:30
<14:30 - 14:45 休憩>
「CRISPRスクリーニングの開発とその応用」
遊佐宏介(京都大学)
- 14:45 - 15:25
「PPRタンパク質を利用したトランスクリプトーム編集技術の開発」
中村崇裕(九州大学)
- 15:25 - 16:05
<16:05 - 16:20 休憩>
「先天性疾患に対するin vivoゲノム編集、遺伝子治療の開発」
大森司(自治医科大学)
- 16:20 - 17:00
「国産ゲノム編集ツールを利用した産業技術開発」
山本卓(広島大学)
- 17:00 - 17:30
パネルディスカッション
- 17:30 - 17:40 おわりに
講演会参加費参加申込み
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員A 無料 個人会員B ¥3,000 非会員(一般) ¥10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) ¥1,000
キャンセルの場合、2025年1月31日(金)までにご連絡いただければ手数料を差し引いて返金します。
それ以降は講演会参加費のキャンセル返金はできません。
締切日(開催日一週間前)にコンビニ決済を選択すると5日間の支払猶予期間があるため、最長開催2日前まで支払いを延期できます。
ただし、支払いが完了しないと正式な参加申し込みとはならないため定員オーバーで参加できない可能性があることをご容赦願います。
参加費が無料の方も、キャンセルされる場合は、なるべく早くにご連絡ください。こちらでシステムから取り消します。
お問い合わせ
>>CBI学会会員管理および講演会登録ページ
※2025年1月31日(金)まで受け付ける予定ですが、定員に達した場合は予告なく受付を締め切ります。
※Zoom アプリは最新にしておいてください。
※参加登録をお済ませの方には、2月3日(月)までに、Zoomウェビナーへの入室情報および講演要旨集ダウンロードパスワードを電子メールでお知らせします。
上記期日までに届かない場合は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:03-6435-0458