JST-CREST/CBIシンポジウム
「フラグメント分子軌道法−その基礎と応用−」
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京都大学の北浦和夫教授らによってフラグメント分子軌道(FMO)法が提唱されてから足掛け10年の月日が経ちました。その間、巨大生体分子系の電子状態計算を実行するための有用な手法として、基礎理論やコード・高速アルゴリズムの開発、応用計算等が様々なグループにより活発に行われ、その有効性が検証されてきました。本シンポジウムでは、10年目の節目にあたり、FMO法のこれまでの歴史を振り返るとともに、これからの展望を議論したいと思います |
参加費: |
無料 |
主催: |
(独)科学技術振興機構(JST) |
協賛: |
情報計算化学生物学会(CBI学会) |
世話人/連絡先: |
田中成典(神戸大学)
E-mail: tanaka2@kobe-u.ac.jp |
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プログラム |
※なお、講演は日本語で行われます。 |
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9:00-9:10 |
「はじめに」
瀬谷元秀(JST) |
9:10-10:10 |
「フラグメント分子軌道法の10年」
北浦和夫(京都大) |
10:10-10:20 |
-休憩- |
10:20-11:00 |
「ABINIT-MP/BioStation Viewerの開発」
中野達也(国立衛研) |
11:00-11:40 |
「FMO法のGAMESSへの実装」
Dmitri Fedorov(産総研) |
11:40-12:20 |
「FMO法による電子相関・励起状態計算」
望月祐志(立教大) |
12:20-13:30 |
-昼休み- |
13:30-14:00 |
「フラグメント分子軌道法への期待」
寺倉清之(北陸先端大) |
14:00-14:40 |
「FMO-MD法による第一原理ダイナミクス」
古明地勇人(産総研) |
14:40-15:20 |
「FMO法による生体高分子の相互作用解析」
福澤薫(みずほ情報総研)他 |
15:20-15:35 |
-休憩- |
15:35-16:15 |
「光応答タンパク質の分子シミュレーション」
櫻井実(東工大) |
16:15-16:55 |
「定量的構造活性相関と分子科学計算・シミュレーション」
中馬寛(徳島大) |
16:55-17:00 |
「おわりに」
田中成典(神戸大・世話人) |