蛋白質の構造解析から機能解析への研究の大きな流れの中で、蛋白質とリガンドとの相互作用の解析、あるいはより一般的な分子認識機構の解明が、重要な課題となっております。今回は京極先生と森川先生に、創薬研究などにも注目されてきている蛋白質と核酸の相互作用に関する、分野の最先端のご研究内容をお話頂くことに致しました。 また後半は、蛋白質データベースに関する研究で世界的にも著名な次田先生から近況をお伺い致します。なお、次田先生は本年10月筑波で開かれる科学分野のデータベースの国際学術会議であるCODATAの世話役として奔走されております。日本のデータベースに関するお考えもお聞きするよい機会と考えます。
日時: 1996年6月18日(火) 13時15分~17時15分
場所: 愛知産業(株)エーエスビル 3階講堂 (JR 大崎駅下車、徒歩約6分)
141 東京都品川区北品川 5-5-12世話人:大島泰郎(東京薬科大学)、八尾徹(三菱化学)
演題:
1. 13:15-14:30
「DNA結合蛋白質の分子分類学と分子認識」
講師: 森川耿右 (蛋白工学研究所)2. 14:30-15:45
「NMRで見た転写調節の段階における蛋白質と核酸の相互作用」
講師: 京極好正 (大阪大学蛋白質研究所)3. 16:00-17:15
「蛋白質構造と生物活性のデータベース」
講師: 次田 晧(東京理科大学生命科学研究所)
連絡先: CBI研究会事務局
〒141 東京都品川区北品川5-3-20 第2エーエスビル 3F
Tel.03-5421-3598
Fax.03-5421-7085
E-mail: cbistaff
@cbi.or.jp