コンピュータを電子計算機と訳すと今では違和感があるほど、コンピュータの機能は多彩で、あらゆる分野でベースとして利用されているのが一般的と言えます。コンピュータは使って当然で、課題はいかにして目的に即した結果を出すかということにあります。それに必要なのは論理的で卓越したアイデアだと思われます。 そこで、今回は長年分子動力学の生体高分子への応用を研究されている北村博士と、基質遷移状態に基づきHIVプロテアーゼ阻害剤を開発し、将来の変異HIVとヒトの共生の可能性を示唆されている木曽先生に、その論理的アイデアの展開の一貫をかいま見させて戴けると考え、講演会を企画しました。
日時: 1997年3月25日(火) 13:15 ~ 16:15
場所: 化学会館 6階 601B
東京都千代田区神田駿河台1-5 (JRお茶の水駅下車、徒歩4分)世話人:川上善之 (エーザイ(株))、多田幸雄 (大鵬薬品工業(株))
演題:
1.13:15~14:30
「分子動力学による脂質のモデリング その他 」
講師: 北村一泰 (大正製薬(株)総合研究所)2.14:45~16:15
「基質遷移状態に基づいてデザインされたHIVプロテアーゼ阻害剤の分子認識 」
講師: 木曽良明 (京都薬科大学)懇親会:
16:30~17:30
連絡先: CBI研究会事務局
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