この研究講演会はコンピュータの数値計算能力の進歩がどのようなインパクトをCB I研究会の関心分野に与えるかを明らかにすることを目的としています。すなわち米国でHigh Performance Computingなどとよばれている、桁違いの計算能力をもつコンピュータが今後どのようなペースで進歩して行くか、それに伴って具体的なコンピュータと計算環境がどのようなものになって行くかを予測し、さらにそうした進歩が計算化学、生物医学研究、医薬品開発にどのようなインパクトを与え、研究スタイルをどのように変革するか、そうした変化に個々の研究者がどう対処したらよいかなどという問題意識をもって企画しました。計算科学に興味をもたれている方々、ぜひご参加ください。
日時: 1998年01月13日(火) 13:10 ~ 17:55
場所: 科学技術振興事業団東京本部(サイエンスプラザ) 地下1階ホール
東京都千代田区四番町5-3
(営団地下鉄有楽町線「麹町駅」下車徒歩約5分 またはJR「市ヶ谷駅」徒歩約10分)世話人:上林正巳(生命工学工業技術研究所)、中野達也(国立医薬品食品衛生研究所)
演題:
1. 13:10~14:10
「MD専用計算機 」
講師: 高田 亮(画像技研)2. 14:10~15:10
「WWWを用いた分子軌道計算分散システム 」
講師: 青柳 睦(分子科学研究所)3.15:10~16:10
「分子軌道計算専用機MOEの開発」
講師: 長嶋雲兵(お茶の水女子大学 情報科学科)休憩
4. 16:25~17:25
「高性能ネットワークコンピューティング 」
講師: 関口智嗣(工業技術院 電子技術総合研究所)5.17:25~17:55
「JSTのスーパーコンピュータシステム」
講師: 志村和樹(科学技術振興事業団)
連絡先: CBI研究会事務局
〒158 東京都世田谷区用賀4-3-16 イイダビル301
Tel. 03-5491-5423
Fax. 03-5491-5462
E-mail: cbistaff
@cbi.or.jp