先の2回の講演会に引き続き、タンパク質のモデリングでよく知られている松尾講師には、関心の高まっているモデル構築とSNPデータが蓄積される意義について話して戴きます。ヨーロッパが米国のゲノム戦略に対抗するために設立した、デンマークのプロテオミックスのセンターにこの夏滞在されていた西村講師には、当地の事情を含めて、この分野の最先端の話題を提供して戴きます。また、国際的な競争の中で活躍されていた石川講師には、21世紀の創薬にもとめられるものについて話して戴きます。最後に新しくスタートしたPHII計画の進歩を報告します
日時: 1999年9月14日(火) 13:30-17:40
場所: (財)日本化学会 化学会館 6 階大会議室
東京都千代田区神田駿河台1-5 (JRお茶の水駅下車、徒歩4分)世話人:堀内 正 (第一製薬(株))、 河合隆利 (エーザイ(株))
演題:
1. 13:30-14:40
「SNPデータの蓄積とタンパク質モデリングへのインパクト」
松尾 洋 ((株)ファルマデザイン)2. 14:40-15:50
「プロテオミックスの最新の状況」
西村俊秀 (グラクソ・ウェルカム)3. 16:10-17:10
「21世紀の創薬にもとめられるもの:Pharmaco- & Toxico-genomics, Drug Transport, Strategic Consotium、Human Resources, etc.」
石川智久 (前テキサス大学M.D. アンダーソン癌センター助教授; 現在ファイザー中央研究所 室長)4. 17:10-17:40
「ゲノムからの薬物代謝酵素に関連したプロジェクト(PHII)の進展」
神沼 二眞 (国立医薬品食品衛生研究所)講演会終了後に情報交換を兼ねた飲み物だけの懇親会を予定しています。無料ですので奮ってご参加ください。
連絡先: CBI研究会事務局
〒158 東京都世田谷区用賀4-3-16 イイダビル301
Tel. 03-5491-5423
Fax. 03-5491-5462
E-mail: cbistaff
@cbi.or.jp