前回に続くジェノミックス技術のインパクトを探るシリーズとして、今回は薬理ゲノミクス(ジェノミックス)に関する最新の話題の提供と討論を企画しました。まず講演として田中講師には動物モデルを用いて治療標的を探求する事例を、辻本講師には個人の遺伝的バリエーションを考慮した治療への展開について話して戴きます。その後パネル討論形式で中外製薬の永島氏に製薬企業からのゲノム創薬への取り組みについて、また先にP-450について講演していただいた堀江氏より、新しい技術は創薬研究が単に新薬のコンセプトつくりだけでなく、医薬品の適正使用情報の提供を視野に入れた、市販後の臨床研究にもインパクトを与えるという視点からのコメントをお願いし、最後に総合的な討論に移る予定です。奮ってご参加ください
日時: 1999年11月17日(水) 13:30-17:30
場所: 中央大学駿河台記念館 670号室
TEL:03-3292-3111
東京都千代田区神田駿河台 3-11-5 (JR中央線 お茶の水駅より徒歩 3分)世話人:河合 隆利 (エーザイ(株))、 松末 朋和 (持田製薬(株))
演題:
1. 13:30-14:30
「薬理ゲノミクスと創薬ターゲット探索研究」
田中 利男(三重大学医学部 薬理学教室)2. 14:45-15:45
「薬理ゲノミクスによるテーラーメイド医療」
辻本 豪三(国立小児病院・小児医療研究センター 小児薬理研究部)3. 16:00-17:30 パネルディスカッション
「薬理ゲノミクスからの創薬研究の進め方」
永島 廉平(中外製薬(株))
田中 利男(三重大学医学部)
辻本 豪三(国立小児病院・小児医療研究センター)
堀江 透(ディ・スリー研究所)
連絡先: CBI研究会事務局
〒158 東京都世田谷区用賀4-3-16 イイダビル301
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