*** 第208回 CBI研究講演会 ***

「創薬につながる構造解析 SBDDの新たな発展への期待」


ゲノムの概要がほぼつかめる状況になり、いよいよその結果 を具体的に使った創薬が始まろうとしている。種々の方法論が 開発される中、厳密な構造解析に基づいたオーソドックスなSBDD に対する考え方は様々である。一方に過剰な期待があり、他方に 懐疑的な意見も少なくない。この研究会では、急展開するポストゲ ノム創薬の中で、SBDDはどのように生かされていくべきか、またど のような問題が現在あり、それをどのように解決すれば創薬に更に 貢献出来るか、について考えてみたい。今回は特に、核磁気共鳴 およびX線解析に話題を絞り、各講演者から最新の状況を伺うと 共に、それに基づいた議論をしてみたい。

日時: 2001年05月25日(金)13:00-18:00

場所: 日本化学会 化学会館501号室

世話人:平山令明(東海大学)

演題:
1.  13:00-13:20
講演会に先立って
平山令明(東海大学) 

2.  13:20-14:00
「溶液および固体NMRで見えるもの」
岩下 孝((財)サントリー生物有機科学研究所)

3.  14:00-14:40
「2010年のSBDD」
伊藤 晋(中外製薬株式会社 富士御殿場研究所)

休憩 14:40-15:20

4.  15:20-16:00
「生体高分子構造解析を能率アップするためのソフトウェアパッケージについて」(仮題)
David Edwards (Molecular Simulations Inc.)

5. 16:00-16:30
「NMRによる生体高分子解析を支援するソフトウェア」
Carol Gorst (Molecular Simulations Inc.)

6.  16:00-16:40
「ポストゲノム時代の創薬」
松崎尹雄(三菱化学株式会社 横浜総合研究所)

討論  16:40-17:00


講演会参加資格:CBI研究会個人会員、法人会員の方、非営利研究機関研究者の方はどなたでも参加できますが、資料の量が多い場合は500円ないし 1000円程度の資料代を頂く場合もありますので念のためご用意下さい。 法人会員以外の法人からの参加希望者は一人 3000円の参加費が必要です。出席を希望される方は事前に必ず事務局に連絡して御参加ください。

連絡先: CBI研究会事務局
〒158 東京都世田谷区用賀4-3-16 イイダビル301
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