***第217回CBI研究講演会***
(会員のみ)

「見えてきた計算化学と生命情報工学バイオインフォマティックスの次の課題」

CBIは目標牽引型の学会であることをめざしている。本年度の目標は、医薬品研究を支援する情報計算基盤の構築である。この目標を達成するプロジェクトの一部がCBIのグランドチャレンジやPHII計画である。この進捗状況報告を兼ねたこの講演会では、CBI学会関係者の仕事の報告とともに、関係する研究について講演の形で紹介してもらうことにした。なお、講演はすべて7月の年次大会のポス ター発表の優秀賞を受賞した仕事に関係している。CBIのめざすPlatform構築に関する状況を一度に把握するよい機会であるので、会員の方はぜひ参加されたい。


日時: 2002年3月20日(水)13:15-17:30

場所: 日本化学会 化学会館7階ホール
東京都千代田区神田駿河台1-5 (JRお茶の水駅下車、徒歩4分)

演題:
13:15-15:15

1.グランドチャレンジについて 神沼 二眞

2.我が国の医薬品のデータベース
(座長兼報告者 中野達也(国立医薬品食品衛生研究所))
「医薬品の3次元構造データベース」(仮題)
土橋 朗(東京薬科大学)

3.ADME知識ベースの開発
(座長兼報告者 小沢直記(ファルマシア株式会社))
「薬物相互作用予測を目的とするCYPのキネティック・データベース構築」
佐藤 均(昭和大学薬学部)

15:30-17:30

4.ゲノム解析と薬物のデータベース
(座長兼報告者 中田琴子(国立医薬品食品衛生研究所))
「全遺伝子タンパク質モデリングとFAMSBASE」
梅山 秀明(北里大学薬学部)

5.フラグメントMO法の発展、CBI大規模計算WG
報告者 北浦和夫(産業技術総合研究所)、福澤 薫((株)富士総合研究所)

6.DNAチップとマイクロアレイ技術の進歩
報告者 河合隆利(エーザイ(株))

7.まとめ

☆ なお、講演会終了後に総会を開催いたしますので、皆様是非御出席下さい。皆様の活発なご意見の交換を期待しております。

講演会参加資格:
今回の講演会はCBI学会個人会員、法人会員の方と次年度に入会を予定されている企業の方のみが参加できます。出席を希望される方は事前に必ず事務局に連絡して御参加ください。

連絡先:
CBI研究会事務局 セミナー受付 〒158-0097 
東京都世田谷区用賀4-3-16 イイダビル301号室
Tel:03-5491-5423 Fax:03-5491-5462
E-mail: seminar@cbi.or.jp