共催:CBI 情報計算化学生物学会

第20回 JSAI SIG-MBI 分子生物情報研究会


http://www.sigmbi.org

日時:2002年5月24日(金) 13:00-18:00

場所:東京大学医科学研究所 1号館会議室(講堂)
      (参加登録された方も混雑が予想されますのでお早めにお越しください。)
          http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imswww/index-j.html

参加費:無料

プログラム

<招待講演>

13:00   角田達彦(東大医科研) 

「遺伝子多型・発現解析によるオーダーメイド医療」

概要:個人に応じた有効かつ副作用の少ない治療法および至適量を選択すること,そして疾患関連遺伝子の探索のために,SNPによる遺伝子多型の解析,そしてマイクロアレイによる遺伝子発現の解析を行ってきた.この講演では,それらのプロジェクトの全体像と,私の研究室が行ってきた研究を紹介する.

<一般講演>

14:15    花井泰三*○、冨田秀太**、安藤達哉**、本多裕之**、小林 猛**
         (*九州大学農学研究院、**名古屋大学工学研究科)

「DNAマイクロアレイデータに対する知識情報処理」

概要:時系列で測定されたDNAマイクロアレイデータのクラスタリングおよび癌関連遺伝子に関するマイクロアレイデータの解析に知識情報処理を応用した研究例を紹介する。

14:45    TBA (講演募集中 2件まで)

15:45    研究会紹介 SIGMBIおよびCBIについて(SIGMBI側 有田正規、CBI側 中井謙太)

<招待講演>

16:00     中井謙太(東大医科研)

「転写制御領域の配列情報解析」

概要:おおざっぱにいって、遺伝子はコード領域とその転写制御領域に分けられるが、後者の配列解析は、その複雑さとデータの少なさのためにあまり進んでいない。しかし、ゲノム配列情報が多数入手できるようになり、さらに、完全長 cDNA や発現プロフィールなどのデータも公開されるにいたって、いよいよ転写情報の解読への条件が整ってきたように思われる。この目標に向けて、現在私のグループで進行中の研究を紹介したい。

<一般講演>

17:15    佐藤眞木彦,松林美穂○(富士通(株)ライフサイエンス推進室)

「タンパクファミリーからのモチーフ自動抽出」

概要:弊社では,アミノ酸配列情報からモチーフを自動的に抽出するシステム(SODHO)を国立遺伝研と共同開発してきた.最近,このSODHO に隠れマルコフモデル(HMM)を適用し,さらにそのHMMの類似性を調べることで,自動的に抽出したモチーフの整理/統合が可能になったので,その手法と得られた成果の一部について紹介する.

17:35     TBA (講演募集中)


一般講演問い合わせ先:
有田 正規 m-arita@aist.go.jp
生命情報科学研究センター http://www.cbrc.jp

参加申し込み先:
CBI学会事務局 セミナー受付
〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
TEL:03-5491-5423  FAX:03-5491-5462  E-mail: seminar@cbi.or.jp