化合物ライブラリーを用いるリードジェネレーションの方法として、創薬テーマおよびスクリーニング系に依存して in silico screenig またはHTS (High Throughput Screening) が、あるいはこれらが相補的に用いられ、それなりの実績を挙げています。今回はin silico screeningに焦点を当てその現状と課題について議論し、創薬の成功確率の向上と効率化に繋げるためのin silico screeningの今後の方向性を探りたいと考えております。また、追加発現等がありましたらフリーディスカッションの時間にご提言下さい。活発な討論を期待致しております。
日時:2002年7月3日(水)13:30−17:30
場所:日本化学会 化学会館501号室
東京都千代田区神田駿河台1-5 (JRお茶の水駅下車、徒歩4分)
世話人:多田幸雄(大鵬薬品)、緑川 淳(住商エレクトロニクス)
演題:
1. 13:30−14:00
「創薬における in silico screening の役割と課題」
松末朋和(持田製薬 総合研究所)2. 14:00−14:30
「ヒト血清アルブミンに対するキラルな薬物の結合様式に関する計算化学的研究」
山乙教之(北里大学薬学部 創薬物理化学研究室)3. 14:30−15:30
「Informatics driven chemistry」- Strategy implementation and examples
Dr. Peter Hecht (Tripos Receptor Research Ltd., Discovery Research Operations)4. 15:45−16:30
「Tripos社のin silico screening への取り組み〜database検索、Docking Study〜」
緑川 淳(住商エレクトロニクス)5. 16:30−17:30
「今後のin silico screening に関するフリーディスカッション」および懇親会
講演会参加資格:
CBI学会個人会員、法人会員の方、非営利研究機関研究者の方はどなたでも参加できますが、資料の量が多い場合は500円ないし1000円程度の資料代を頂く場合もありますので念のためご用意下さい。法人会員以外の法人からの参加希望者は一人3000円の参加費が必要です。出席を希望される方は事前に必ず事務局に連絡して御参加ください。
連絡先:CBI学会事務局
セミナー受付
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