今回はDr. G. Purvis (元フロリダ大学)からpurine nucleoside phosphorylaseを例としてタンパク構造の整形とリガンドの解析と重ね合わせドッキングおよび活性部位の特定について、また Prof N. Richard にはasparagine synthetase を例としてその活性部位の構造解析と相互作用解析による新規阻害剤のデザインについて話して戴く。続いて中尾和也講師には市販の物性予測ソフトとWWWブラウザを組み合わせて、研究者自身がデザインした化合物の評価が手元で行えるシステムの構築とその利用、および毒性予測に関する取り組みについてもお話し戴ける予定である。
また追加発言と討論の時間を設けたので闊達な議論をお願いします。最後には簡単な懇親会もありますので、気軽にご参加下さい。
日時:2002年10月30日(水)13:10−17:30
場所:日本化学会 化学会館5F会議室
東京都千代田区神田駿河台1-5 (JRお茶の水駅下車、徒歩4分)
世話人:多田幸雄(大鵬薬品(株))、沢田宗孝(富士通(株))
演題
1. 13:10 – 13:20 世話人挨拶
2. 13:20 – 14:20
“How to use CAChe ActiveSite to design active, selective inhibitor for
tuberculosis purine nucleoside phosphorylase”
George Purvis III ( Fujitsu America Inc. )3. 14:20 – 15:20
“Discovering bioactive conpounds with BioMed CAChe : Asparagine Synthetase ”
Niegel Richard ( Florida University)15:20 – 15:40 休憩
4. 15:40 – 16:40
「in silico 予測システムの構築とその利用」
中尾和也(田辺製薬(株)創薬研究所分子設計/構造解析チーム)5. 16:40 – 17:00 追加発言および討論
6. 17:00 – 17:30 懇親会
講演会参加費: (本年10月より変更になりました)
CBI学会個人会員、法人会員の方は無料。非営利研究機関からの参加者は一人1000円、法人会員以外の法人からの参加者は5000円の参加費が必要です。出席を希望される方は事前に必ず事務局に連絡してください。
連絡先:CBI学会事務局 セミナー受付
〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
TEL:03-5491-5423 FAX:03-5491-5462 E-mail:seminar@cbi.or.jp