低分子医薬の開発を目指す製薬企業においては、High Throughput Screening (HTS)によるリード化合物の探索が、一般的な方法論として広く行われている。HTSを支える化合物ライブラリーをどのような構想の基にデザインし、実際に構築するかは各社が工夫をこらしているところである。
今回はHTSに実際に利用するという観点から化合物ライブラリーを取り上げてみた。企業関係者のみならず、公的研究機関の研究者にもご参加頂き、この会が多方面からの意見交換の場となることを期待する。
日時:2002年11月18日(月)13:00−17:30
場所:日本化学会 化学会館7Fホール
東京都千代田区神田駿河台1-5 (JRお茶の水駅下車、徒歩4分)
世話人:松末朋和(持田製薬(株))、岡部隆義(萬有製薬(株))
演題
1.13:00−13:10
「はじめに−化合物ライブラリーとHTSをめぐる現況」
世話人2.13:10−14:00
「High Throughput Screening における化合物ライブラリー」
新井好史(大正製薬(株))3.14:00−14:50
「天然物のスクリーニング技法の現状」
関田節子(国立医薬品食品衛生研究所 筑波薬用植物栽培試験場)休憩 14:50-15:00
4.15:00−15:40
「化合物を集める 『創薬アプローチの変遷と化合物ライブラリー:大学化合物プロジェクト』」
奥山 彬((財)科学技術教育協会)5.15:40−16:40
“Statistical Models for Thrombin Inhibitors using Data Pipelining”
David Rogers (SciTegic社) 急病のため来日中止。代わりに菱化システムがpipeline pilotの紹介を行う。6.16:40−17:20
「化合物を共有する『化合物ライブラリーのバンキングサービス』」
梶谷隆文(カジックス トレーディング)
講演会参加費: (本年10月より変更になりました)
CBI学会個人会員、法人会員の方は無料。非営利研究機関からの参加者は一人1000円、法人会員以外の法人からの参加者は5000円の参加費が必要です。出席を希望される方は事前に必ず事務局に連絡してください。
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