***第225回CBI学会研究講演会のお知らせ***

「ゲノムワイドな同時計測からの大量データの解析技法」


DNAチップ(マイクロアレイ)は、遺伝子発現をゲノムワイドに同時に計測できる手法として急速に発展しているが、一方でデータの信頼性や大量データの保存、処理、解析と解釈をどうするかが大きな問題となっている。この問題は、D.J. Lockhart and C. Barlow, Nature Reviews Neuroscience, Vol. 2, Jan.2001,pp.63-68で自らの経験を踏まえて詳しく論じられている。今回、この論文の著者の一人であるLockhart氏が来日されることになったので、我が国で大量解析を積極的に進められているこの分野の第一人者である岡崎康司博士にもお願いして、この問題をテーマとする緊急の講演会を開催することとした。Lockhart氏にはSalk研究所の、岡崎博士には理研の研究を背景にお話していただく。いずれもご多忙なところを、この講演会に時間を割いていただいた。貴重な機会なのでぜひ参加されたい。
標記の論文はweb(http://www.salk.edu/faculty/barlow/NatRev2001.pdf)でも入手できますので、参加者はできるだけ事前に目を通されてご参加ください。

日時:2002年12月11日(水)14:00−17:00

受付開始:13:30

定員:80名 申し訳ありませんが満員になり次第受付を終了させていただきます。

場所:明治記念館2F 「紅梅の間」
        東京都港区元赤坂2-2-23. TEL:03-3403-1171(大代表).
        http://www.meijikinenkan.gr.jp/

電車:JR中央・総武線信濃町駅より下車徒歩3分
        地下鉄(銀座線・半蔵門線)青山一丁目駅より下車(2番出口)徒歩6分
        (都営大江戸線)国立競技場駅下車(A1出口)徒歩6分

世話人:田島 文一(日本NCR株式会社)

演題

1.14:00 - 14:10 世話人挨拶

2.14:10 - 15:10 
    “DNA Chips, Analytical Databases and Gene Expression Profiling of the Brain”
    David J. Lockhart, Ph.D., President and CSO, Ambit Biosciences

3.15:10 - 15:20 追加発言および討論

15:20 - 15:35 休憩

4.15:35 - 16:35  
    “Functional Annotation of RIKEN Mouse Full-Length cDNA Collections - Transcriptome Meets the Geno -”
    岡崎康司(理化学研究所ゲノム科学総合研究センター)

5.16:35 - 16:45 追加発言および討論

講演会参加費: (本年10月より変更になりました
CBI学会個人会員、法人会員の方は無料。非営利研究機関からの参加者は資料代を含め一人1000円、法人会員以外の法人からの参加者は資料代を含め5000円の参加費が必要です。出席を希望される方は事前に必ず事務局に連絡してください。

連絡先:CBI学会事務局 セミナー受付
            〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
            TEL:03-5491-5423  FAX:03-5491-5462  E-mail:seminar@cbi.or.jp