***第257回CBI学会研究講演会のお知らせ***
開催趣旨:100品目をはるかに超える抗体医薬が米国で目下臨床試験に入っていると言われています。さらに新薬候補の中で占める抗体医薬の比率も非常に高くなっています。低分子有機化合物とは異なる多くの特性を持つ抗体医薬の臨床現場での役割は極めて重要です。抗体はその立体構造が詳細に分かっている蛋白質群の1つであり、そのアミノ酸配列と立体構造さらには機能との関係に関しても多くの優れた研究がなされています。従って、より治療効果が高く、より副作用の少ない抗体をいかに創製できるかは、医薬品の分子設計に携わるものに取っても大きな関心事です。今回は、抗体医薬研究の最前線で御活躍されている4人の研究者をお招きし、抗体医薬の現在と将来についてお話を伺うことにしました。
日時:2005年10月13日(木)13:30−17:20
場所:日本化学会 化学会館7Fホール
東京都千代田区神田駿河台1-5(JRお茶の水駅下車、徒歩4分)世話人:平山令明(東海大学)
プログラム
1.13:30-14:30 「治療用ヒト抗体開発の戦略と現況」
黒澤良和(藤田保健衛生大学 総合医科学研究所 免疫学研究部門)2.14:30-15:20 「HIV感染症におけるヒトIgM抗体療法の可能性」
岡田則子(名古屋市立大学大学院医学研究科生体防御学)<15:20-15:40休憩>
3.15:40-16:30 「Structural Bioinformatics on antibody」
白井宏樹(アステラス製薬(株) 研究本部 分子医学研究所)4.16:30-17:20 「糖鎖改変による抗体機能の向上」
中村和靖(協和発酵工業(株) バイオフロンティア研究所)******************
講演会参加費:
法人賛助会員: 無料
個人会員(非営利):無料 個人会員(一般企業):\5,000
ビジター(非営利):\1,000 ビジター(一般企業):\10,000
出席を希望される方は事前に必ずメールにて、(E-mail:seminar@cbi.or.jp事務局に連絡してください。連絡先:CBI学会事務局 セミナー受付
〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
TEL:03-5491-5423 FAX:03-5491-5462