開催趣旨:医薬分子の開発研究には益々高度の科学が要求されるようになって来ています。そうした中で、これまで魅力的ではあるが、現実的ではないという印象をもたれて来たvirtual screeningが必要不可欠かつ強力な方法論になりつつあります。virtual screeningを真に実用的な問題に対して効果的に活用するためには、幾つかの重要な基盤科学が必須となります。精緻な構造生物学、高度な分子シミュレーション、そして大規模化合物データベースの有機的活用はその中でも重要なポイントと言えます。今回、これらの各分野の第一線で活躍されている3人の講師をお招きし、これらの重要分野の現状を紹介して頂き、さらにそれらを総合的に活用した「成功するvirtual screeningとは?」について議論する機会を設けました。
日時:2006年3月14日(火)13:15−17:05
場所:日本化学会 化学会館7Fホール 東京都千代田区神田駿河台1-5(JRお茶の水駅下車、徒歩4分)
世話人:平山令明(東海大学) )
プログラム
1.13:15-13:25 世話人の挨拶
2.13:25-14:25
‘IBM research carrying out the rhodopsin/lipid/cholesterol simulations on BlueGene’
Mike C. Pitman, Ph. D.
Biomolecular Dynamics and Scalable Modeling IBM Thomas J. Watson Research Center3.14:25-15:25
'Structure-Based Ligand Discovery'
Malcolm Walkinshaw, Ph.D.
Professor, The University of Edinburgh4.15:25-15:45 休憩
5.15:45-16:45
'New Tools for Chemical Data Management and Exploration'
John J. Delany III, Ph.D
Chief Technology Officer, Daylight Chemical Information Systems, Inc.6.16:45-17:05 議論
講演会終了後にCBI学会総会を開催を予定しています。
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講演会参加費:
法人賛助会員: 無料
個人会員(非営利):無料 個人会員(一般企業):\5,000
ビジター(非営利):\1,000 ビジター(一般企業):\10,000
出席を希望される方は事前に必ずメールにて、(E-mail:seminar@cbi.or.jp事務局に連絡してください。連絡先:CBI学会事務局 セミナー受付
〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
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