***第263回CBI学会研究講演会のお知らせ***

「エピジェネティクス:疾患と創薬の視点から」


開催趣旨:ゲノムあるいはポストゲノム時代においては、いわゆるオミックス に代表される網羅的な探索技法が注目されている。ゲノムの研究成果とそ れに随伴する網羅的な技法は、すでに疾患や創薬へと応用され始めている。 エピジェネティクス Epigenetics研究は、そうした流れとは相補的な性格を 有している。エピジェネティクスとして昔から知れていたのはDNAのメチル 化であり、それに続くのが Histon code 仮説とも呼ばれているヒストンの 修飾であり、最近注目されているのが、non coding RNAである。この講演 会では、これら3つの研究分野の現状を、とくに疾患や創薬の視点から 理解することを目的に企画された。総論と各論、実験と計算からのアプロ ーチという多角的な視点から、講師の先生方をお願いした。幅広い研究 者の参加を期待する。<講演会についてのご紹介>

日時:2006年4月21日(金)13:15−17:30

場所:日本化学会 化学会館7Fホール
東京都千代田区神田駿河台1-5(JRお茶の水駅下車、徒歩4分)

世話人:神沼二眞(東京医科歯科大学)、上林正巳(産業技術総合研究所) )

プログラム

1.13:15-14:15 「創薬のためのエピジェネティクス:薬物標的探索から安全性評価まで」 
塩田邦郎(東京大学大学院 農学生命科学研究科)

2. 14:15-15:15 「DNAメチル化異常とヒト疾患」 
牛島俊和(国立がんセンター研究所 発がん研究部)

15:15-15:30 休憩

3.15:30-16:30 「免疫系の多様性獲得機構−エピジェネティクスでどこまでわかったか?」 
生田宏一(京都大学 ウイルス研究所生体応答学研究部門)

4.16:30-17:30 「近年のゲノム・トランスクリプトーム解析から判明した 哺乳動物の内在性アンチセンスRNAの特徴」 
清澤秀孔( (独)理化学研究所 筑波研究所バイオリソースセンター)

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講演会参加費: 
法人賛助会員: 無料 
個人会員(非営利):無料   個人会員(一般企業):\5,000 
ビジター(非営利):\1,000   ビジター(一般企業):\10,000 

出席を希望される方は事前に必ずメールにて、(E-mail:seminar@cbi.or.jp事務局に連絡してください。

連絡先:CBI学会事務局 セミナー受付
            〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
            TEL:03-5491-5423  FAX:03-5491-5462