開催趣旨:近年、創薬のための新しい手法として フラグメント・ベースの アプローチが注目され、その可能性が期待されている。IT ベースのフラグ メント法による薬物設計は、10年以上前に提唱され実行されてきている。 最近の動向は、X−線回折法やNMR法からの情報とコンビナトリアル ケミストリー手法を用いるなど、新たな展開を見せている。この講演会では 本アプローチ法の展望、標的たんぱく質とリガンドの結合の理論的取り扱い、 X線回折法による現状、IT ベースによる設計の実際、などについての技術 紹介と話題の提供をしてもらうこととした。創薬のみならず、この分野に 関心のある多くの関係者の参加を期待する。
日時:2007年7月10日(火)13:15−17:00
場所:日本化学会 化学会館7Fホール
東京都千代田区神田駿河台1-5(JRお茶の水駅下車、徒歩4分)世話人:朝永 惇(富士通株式会社)、藤原 巌(大日本住友製薬株式会社)
プログラム
1. 13:15-14:10
「フラグメントドラッグディスカバリー技術の実際」
田中大輔(大日本住友製薬株式会社)2. 14:10-14:50
「ドッキング計算におけるリガンドへの水和水の組み込み」
山乙教之(北里大学)<14:50-15:10休憩>
3. 15:10-16:05
「X線回折法によるFBSの現状 ハード&ソフト、実例」
山野昭人(ファルマアクセス社)4. 16:05-17:00
「in silico での FBDD の実際」
紙谷 希(富士通株式会社)******************
講演会参加費:
法人賛助会員: 無料
個人会員(非営利):無料 個人会員(一般企業):\5,000
ビジター(非営利):\1,000 ビジター(一般企業):\10,000
出席を希望される方は事前に必ずメールにて、(E-mail:seminar@cbi.or.jp事務局に連絡してください。連絡先:CBI学会事務局 セミナー受付
〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
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