開催趣旨:蛋白−蛋白相互作用は、情報伝達を含む様々な生物過程で重要な役割を担っており、創薬の標的として常に注目されている。しかしながら一般的に広く浅い相互作用面を持ち、かつ同じ相互作用部位で複数の蛋白質を認識することが多いため、経口投与可能な低分子による制御が困難であるとされている。本研究講演会では、あえてこの難題に取り組んでおられる先生方に、着眼点や化合物創出のためのアプローチをご紹介頂きたいと考えている。創薬に関心がある幅広い関係者の参加を期待する。
日時:2007年8月10日(金)13:00−17:40
場所:日本化学会 化学会館7Fホール
東京都千代田区神田駿河台1-5(JRお茶の水駅下車、徒歩4分)世話人:高岡 雄司(大正製薬)
プログラム
1. 13:00〜13:10
はじめに
2. 13:10〜14:10
「大規模タンパク質相互作用ネットワーク解析から展開するケミカルバイオロジー」
夏目 徹(産業技術総合研究所 生物情報解析研究センター)3. 14:10〜15:10
「フォルダマーの可能性:蛋白−蛋白相互作用を阻害する分子を中心に」
梅澤直樹(名古屋市立大学大学院薬学研究科)<15:10〜15:30休憩>
4. 15:30〜16:30
「たんぱく質表面を標的とする阻害剤の設計:ペプチドミメティクスとモジュールアセンブリ」
大神田淳子(大阪大学産業科学研究所)5. 16:30〜17:30
「海産グアニジンアルカロイドによるタンパク質間相互作用制御」
長澤和夫(東京農工大学大学院共生科学技術研究院)******************
講演会参加費:
法人賛助会員: 無料
個人会員(非営利):無料 個人会員(一般企業):\5,000
ビジター(非営利):\1,000 ビジター(一般企業):\10,000
出席を希望される方は事前に必ずメールにて、(E-mail:seminar@cbi.or.jp事務局に連絡してください。連絡先:CBI学会事務局 セミナー受付
〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
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