開催趣旨:昨年9月の第267回講演会に引き続き、ドラッガブルなターゲットとして創薬標的の代表である酵素に関して、阻害剤のStructure Based Drug Design(SBDD)に焦点をあて、大学、企業の第一線の研究者のかたからご講演をいただくこととした。SBDDは、従来の手法に加え、最近はFBDDという新たなアプローチも注目されるようになり、その適用範囲は更に広がっている。今回は、酵素の立体構造をいかに活用するか、基礎的な研究から実際のドラッグデザインまで様々なアプローチを紹介していただき、最新の研究成果から今後の研究に役立つ多くのことを学び取る有益な機会になることを期待している。CBI学会の方を含め、多くの方々のご参加を御願いしたい。
日時:2007年12月5日(水)13:15−17:50
場所:こまばエミナース 富士の間
東京都目黒区大橋2-19-5(京王井の頭線 駒場東大前駅 徒歩5分)世話人:片倉晋一、粕谷 敦(第一三共(株))
プログラム
1. 13:15〜14:15
「創薬を指向した関節リウマチ関連蛋白質PAD4の構造科学研究」
清水 敏之 (横浜市立大学国際総合科学研究科)2. 14:15〜15:15
「ハイブリッド型SBDD:アデノシンデアミナーゼ阻害剤の創出」
木下 誉富(大阪府立大学大学院理学系研究科)<休憩 15:15〜15:30>
3. 15:30〜16:30
「酵素触媒機構データベースEzCatDBの活用法 ― 酵素蛋白質と化合物データ」
長野 希美 ((独立行政法人)産業技術総合研究所 生命情報工学研究センター)4. 16:30〜17:30
「Structure-based virtual screeningによる新規Liver X Receptor (LXR) modulatorの探索」
福島 千晶(田辺三菱製薬株式会社 創薬化学研究所)5. 17:30〜17:50
「総合討論」******************
講演会参加費:
法人賛助会員: 無料
個人会員(非営利):無料 個人会員(一般企業):\5,000
ビジター(非営利):\1,000 ビジター(一般企業):\10,000
出席を希望される方は事前に必ずメールにて、(E-mail:seminar@cbi.or.jp事務局に連絡してください。連絡先:CBI学会事務局 セミナー受付
〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
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