開催趣旨:加齢に伴い、骨関節疾患、運動器疾患の患者数は増加し、その対策が待ち望まれている。骨粗鬆症は、わが国には 1100万人の罹患者がおり、エストロゲン、SERM 、ビタミンD など核内受容体を介して働く治療薬や、ビスフォスフォネートなどが使用されているが、いまだ理想的な治療法とはいえず、病態の解明と創薬が進められている。今回の研究会では、骨粗鬆症と、関連する骨運動器疾患の現状と最新の話題に関して、臨床、基礎研究、創薬の立場から、著名な米国からのゲストもお招きし、専門家にご講演いただく。ここで示されるアプローチは他の生活習慣病の治療、予防にも応用できると考えられ、これらの話題に関心のある幅広い研究者の参加を期待する。
日時:2008年1月18日(金)13:00−17:00
場所:東京大学 山上会館 (東京都文京区本郷 7-3-1 )
世話人:井上聡(東京大学)、岡崎康司(埼玉医科大学)
プログラム
1. 13:00 開会の挨拶
2. 13:10〜13:45
「骨粗鬆症治療薬の現状とその開発の展望」
和田誠基(城西国際大学薬学部臨床医学講座)
3. 13:45〜14:35
「ポストゲノムアプローチによる骨関節疾患の解析」
浅原弘嗣(国立成育医療センター研究所 移植外科研究部)
<休憩 14:35〜14:55>
4. 14:55〜15:45
「骨粗鬆症の病態と治療に関する最近の知見」
池田恭治(国立長寿医療センター 研究所運動器疾患研究部)
5. 15:45〜16:45
“Developing Innovative Therapeutics In Musculoskeletal Biology”
Leonard P. Freedman(Women's Health and Musculoskeletal Biology, Wyeth Research, Collegeville, Pennsylvania)
******************講演会参加費:
法人賛助会員: 無料
個人会員(非営利):無料 個人会員(一般企業):\5,000
ビジター(非営利):\1,000 ビジター(一般企業):\10,000
出席を希望される方は事前に必ずメールにて、(E-mail:seminar@cbi.or.jp事務局に連絡してください。)連絡先:CBI学会事務局 セミナー受付
〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
TEL:03-5491-5423 FAX:03-5491-5462