***第283回CBI学会研究講演会のお知らせ***

「キナーゼの構造多様性と阻害剤の開発」


開催趣旨:細胞内情報伝達でさまざまな役割を担うキナーゼは、医薬品開発の大きなターゲットとなっております。しかしながらキナーゼは非常に複雑な構造特性を有し、このことがキナーゼ阻害剤開発の大きな問題点となっております。今回は、キナーゼの構造多様性をテーマに取り上げ、阻害剤開発における、分子設計の方法論、開発コンセプト、計算化学および構造科学からのアプローチ、と今後の課題に関して話題を提供して頂きます。キナーゼ以外のターゲットに対しても参考になるものと確信しております。幅広い分野の方々のご参加をお願い致します。

日時:2008年2月21日(木)13:00−18:00

場所:日本化学会 化学会館7Fホール
東京都千代田区神田駿河台1-5(JRお茶の水駅下車、徒歩4分)

世話人:丹羽朋子(日本新薬株式会社)、多田幸雄(大鵬薬品工業株式会社)

プログラム

1.13:00-14:00
「選択的Cdk4阻害剤の設計:設計の方法論と今後の課題 」
本間 光貴 (理化学研究所 タンパク質基盤研究グループ)

2.14:00-15:00 
「Bcr-Ablチロシンキナーゼ阻害薬の開発」
丹羽 朋子 (日本新薬株式会社 創薬研究所)

<休憩 15:00-15:30>

3.15:30-16:30 
「フラグメント分子軌道法によるカゼインキナーゼ複合体の相互作用解析」
仲西 功 (京都大学大学院 薬学研究科)

4.16:30-17:30 
「Rho-キナーゼの構造と活性制御:非典型AGCキナーゼとしての特徴」
箱嶋 敏雄 (奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科)

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講演会参加費: 
法人賛助会員: 無料 
個人会員(非営利):無料   個人会員(一般企業):\5,000 
ビジター(非営利):\1,000   ビジター(一般企業):\10,000 

出席を希望される方は事前に必ずメールにて、(E-mail:seminar@cbi.or.jp事務局に連絡してください。)

連絡先:CBI学会事務局 セミナー受付
            〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
            TEL:03-5491-5423  FAX:03-5491-5462