開催趣旨:ケモインフォマティックスChemoinformaticsには、すでに40年を越える歴史があり、創薬研究においても確固とした基盤技術として定着している。近年のゲノム解読技術の進歩は創薬に新しい可能性をもたらしたが、これによってケモインフォマティックスの重要性が薄れたわけではない。実際ケモインフォマティックスは、その応用分野を広げながら進化している。ただそうした発展を解説してもらえる講演者をお願いすることは、CBI学会でも容易ではなかった。今回、この講演会の世話人の一人である、船津公人教授(東京大学)が、この分野を先導されている研究者を招聘されたことを機会に、同教授のご好意により、創薬に焦点を当てたケモインフォマティックスの講演会を企画することができた。講師はいずれも世界的に著名であるだけでなく、このように揃って講演されることは、稀なことである。ケモインフォマティックスの創薬に対する幅広い可能性を理解する絶好の機会として、産官学の多くの研究者の参加を期待する。
日時:2009年11月25日(水)13:00−17:00
場所:日本化学会 化学会館7Fホール
東京都千代田区神田駿河台1-5 (JRお茶の水駅下車、徒歩 4分)世話人:船津公人(東京大学)、藤原 巌(大日本住友製薬)
共催:日本化学会情報化学部会
プログラム
1.13:00-13:10
開会挨拶
船津公人(東京大学)、藤原 巌(大日本住友製薬)2.13:10-14:00
“ISIDA approach to virtual screening and properties assessment”
Alexandre Varnek (University of Strasbourg, France)3.14:00-14:50
“'Scaffold-Hopping' for hit and lead structure identification: A journey through chemical space”
Gisbert Schneider (Johann Wolfgang Goethe-University, Germany)休憩 14:50-15:20
4.15:20-16:10
“QSAR/QSPR: Principles and Fundamentals”
Roberto Todeschini (University of Milano-Bicocca, Italy)5.16:10-17:00
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“Analyzing Biochemical Pathways for Drug Design”
Johann Gasteiger (Molecular Networks GmbH, Germany)講演会参加費:
法人賛助会員: 無料
個人会員(非営利):無料 個人会員(一般企業):\5,000
ビジター(非営利):\1,000 ビジター(一般企業):\10,000
出席を希望される方は事前に必ずメールにて、(E-mail:)事務局に連絡してください。連絡先:CBI学会事務局 セミナー受付
〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
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