開催趣旨：従来の低分子化合物に頼らない、新しい創薬の方法論として、「RNA創薬」が注目を集めている。本講演会では、このRNA創薬を基礎研究も含んだやや広い意味でとらえ、今後の発展の様々な可能性を探っていく目的で、関連分野でご活躍されている先生方をお呼びして、最前線の現状を語っていただくことにした。この分野にご関心を持たれる多数の方々のご参加をお待ち申し上げる。
日時：２０１０年４月１２日（月）１３：３０−１８：１０
場所：東京大学山上会館大会議室
東京都文京区本郷 7-3-1
世話人：杉山雄一（東京大学薬学部）、中井謙太（東京大学医科学研究所）
プログラム
１．13:30-13:40はじめに 中井謙太（東京大学医科学研究所）
２．13:40-14:20
「生殖細胞特異的に発現する小さなnoncoding RNA 'PIWI-interacting RNA' の生合成と機能」
塩見美喜子（慶応義塾大学医学部）
３．14:20-15:00
「パスウェイ解析を目指した細胞内遺伝子発現計測技術」
三宅 淳（大阪大学大学院基礎工学研究科）
４．15:00-15:40
「Network Screening: RNAi実験を活用した活性化ネットワーク探索技術」
堀本勝久（産業技術総合研究所生命情報工学研究センター）
＜休憩 15:40-16:00＞
５．16:00-16:40
「長鎖noncoding RNAの新機能と疾患との接点の探索」
廣瀬哲郎（産業技術総合研究所バイオメディシナル情報研究 センター）
６．16:40-17:20
「RNA創薬のためのドラッグデリバリーシステム」（仮題）
片岡一則（東京大学大学院工学系研究科）
７．17:20-18:00
「ＲＮＡの造形力と創薬」
中村義一（東京大学医科学研究所）
８．18:00-18:10
まとめ 杉山雄一（東京大学薬学部）
講演会参加費：
法人賛助会員： 無料
個人会員（非営利）：無料 個人会員（一般企業）：\5,000
ビジター（非営利）：\1,000 ビジター（一般企業）：\10,000
出席を希望される方は事前に必ずメールにて、事務局に連絡してください。連絡先：CBI学会事務局 セミナー受付
〒158-0097東京都世田谷区用賀4-3-16イイダビル301
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