***第318回CBI学会研究講演会のお知らせ***

「ペプチド創薬の現状と未来」


開催趣旨:今回は「ペプチド創薬の現状と未来」と題して創薬に焦点を 当てたペプチド研究に関する研究講演会を企画しました。 ペプチド研究者にお話しいただいた後、 ペプチドが現在の創薬の主流である低分子化合物や抗体と 並んで今後創薬の主役になれるのか? 即ち、低分子に比 べるとより大きな分子と相互作用可能で、蛋白に比べると ハンドリングが容易なペプチドが、創薬ツール・創薬標的 としてどのように利用できるか? なれないとしたらどの 点が現状で問題なのか? また、患者さんに届けるまでに 解決すべき課題は何か? 等をご講演の先生方と大いに議論 出来たらと思っております。講師はいずれも世界的に著名で あるだけでなく、このように揃ってご講演されることは大変 稀な事であります。この講演会を機会に、疾患関連ペプチド の同定、機能解明とこれらをターゲットとした創薬、新規・ 特殊なペプチドの合成、ペプチドのDDS等の今後多くの研究 が進展し、「低分子化合物と抗体の利点を兼ね備えたペプチ ド創薬」が発展することを大いに期待しています。当日は、 参加者による様々な角度からの質問も期待しております。


日時 2011年7月5日(火)13:30-17:40
場所 東京大学 山上会館大会議室
(東京都文京区本郷 7-3-1)
世話人 堀内正(慶應大学)、孫田浩二(アスビオファーマ)

プログラム

1.13:30-13:35
はじめに

2.13:35-14:10
「天然由来ペプチド様小分子に基づく難病治療薬の創製研究」
林 良雄(東京薬科大学)

3.14:10-14:45
「医薬品開発に向けたペプチド関連物質の完全化学合成法」
千葉一裕(東京農工大学、JITSUBO株式会社)

4.14:45-15:20
「機能性ペプチドによる創薬」
岡田弘晃(東京薬科大学)

15:20-15:40 休憩 

5.15:40-16:15
「進化分子工学による分子標的ペプチドの創出」
藤井郁雄(大阪府立大学)

6.16:15-16:50
「内在ペプチドと創薬への応用」
南野直人(国立循環器病研究センター)

7.16:50-17:25
「特殊ペプチド創薬」
菅 裕明(東京大学大学院理学系研究科化学専攻)

8.17:25-17:40
まとめ


講演会参加費
  (非営利) (一般企業)
 法人賛助会員  無料
 個人会員 無料 \5,000
 ビジター \1,000 \10,000
参加申込み先
◆参加ご希望の方は事前に必ずメールにてお申込みください。
CBI学会事務局:

〒226-8502 神奈川県横浜市緑区長津田町4256 G3-50
東京工業大学大学院総合理工学研究科 小長谷明彦研究室
TEL&FAX:045-924-5654
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