開催趣旨:医薬品候補化合物の薬効・動態に大きく関わる物性評価と物性改良に関しては多大な労力を必要としています。創薬のあらゆる段階において物性評価と物性改良に計算化学的手法を効率良く利用することが望まれていますが、物性に関しては現象論としては理解されていても理論モデルの構築が困難な場合が少なくありません。そのような中で、創薬段階において直面する溶解度の問題については、様々な計算化学的なアプローチがなされており、かなりの精度で予測できる推算モデルも出現し、また、最近は分子シミュレーションによるメカニズムの解明もなされています。今回の研究講演会では、計算化学による物性評価の研究成果についてのご講演とともに物性評価に携わる実験研究者の方にもご講演頂きます。物性評価と計算化学について幅広く議論できることを期待しています。
日時: 2012年1月17日(火)13:30-17:40 場所: 総評会館204会議室
http://www.sohyokaikan.or.jp/access/
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 (JRお茶の水駅下車、徒歩 5分)
世話人: 片岡良一、狩野 敦(株式会社菱化システム)、谷村隆次(東レ株式会社)
プログラム
1.13:30-13:40
はじめに 菱化システム2.13:40-14:20
「分子動力学シミュレーション技術による化合物可溶化メカニズムの解明」
亀田倫史((独)産業技術総合研究所生命情報工学研究センター)3.14:20-15:00
「創薬物性研究と計算化学への期待」
高田則幸(中外製薬株式会社)休憩 15:00-15:20
4.15:20-16:20
"COSMO-RS: From Quantum Chemistry via Fluid Phase Thermodynamics to Drug Design"
Andreas Klamt(COSMOlogic)5.16:20-17:20
「エネルギー表示法による溶解度の計算、および光毒性予測/VCDによる構造決定」
古賀良太(株式会社クロスアビリティ)6.17:20-17:40
まとめ 谷村隆次(東レ株式会社)
講演会参加費参加申込み先
(非営利) (一般企業) 法人賛助会員 無料 個人会員 無料 \5,000 ビジター \1,000 \10,000 ◆参加ご希望の方は事前に必ずメールにてお申込みください。
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