開催趣旨:創薬研究において化合物ライブラリーは年々増大し、その目的も多様化しています。このような化合物ライブラリーは、海外の試薬サプライヤーをはじめ、種々のサービス・コンセプトで提供されております。一方近年、大学や公共の研究機関においても創薬研究に向けて様々な化合物ライブラリーが構築され、オープンイノベーションとして活用できるようになっております。こうした環境下で、創薬研究者にとって膨大かつ多様化した化合物ライブラリーから、いかに質の良い化合物ライブラリーを構築できるかが重要な課題の一つとなっており、更なる化合物ライブラリーの理解を深めることが必要とされています。今回の研究講演会では、企業から見た外的環境としてアカデミア研究者、ソリューション提供者の方々に、化合物ライブラリーのトレンドや化合物ライブラリーの利用・解析事例等について講演して頂きます。化合物ライブラリーについて幅広く討論いただけることを期待しています。
Compound libraries for drug design are expanding year by year and the purpose of the library has been growing diversely. Such compound libraries are provided by reagent suppliers and various service concepts worldwide. On the other hand, a variety of compound libraries for drug discovery are built at academia and public research institutions, too, and these compound libraries are utilized as open innovations. Under such circumstances, one of the critical challenges is how researchers build high-quality in-house compound libraries from huge and diverse compound libraries, and it is necessary for researches to further understand compound library better. At this meeting, researchers from academia and solution providers as the external environment from the company’s point of view will deliver lectures on the trends, analyses and applications of compound libraries. We are looking forward to a wide range of discussion about compound libraries.
日時: 2013年1月22日(火)13:30-17:10 場所: 東京大学山上会館大会議室
http://www.sanjo.nc.u-tokyo.ac.jp/世話人: 谷村隆次(東レ株式会社)、石川誠(日産化学工業株式会社)、
狩野敦(株式会社菱化システム)
プログラム
1.13:30~13:35
はじめに
2.13:35~14:25
「創薬をめざした“埼玉バイオ10年”:ペプチドの高速分子進化技術開発とその成果」
西垣 功一(埼玉大学大学院理工学研究科)3.14:25~15:15
“Spotting Binders in 1012 Compounds”
Marcus Gastreich (BioSolveIT GmbH)
発表資料<休憩>
4.15:30~16:20
「世界最大級の天然物ライブラリーの大規模HTSへの応用」
新家 一男 (産業技術総合研究所)5.16:20~17:10
「大規模公的化合物ライブラリー構築とその利用」
岡部 隆義(東京大学 創薬オープンイノベーションセンター)
講演会参加費参加申込み
(種別) (料金) 法人賛助会員 無料 一般 個人会員 無料 非会員(一般) \10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) \1,000 お問い合わせ終了しました
◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:045-924-5654 FAX:045-924-5684