開催趣旨:「京」に代表されるスーパーコンピューターの創薬への活用に向けた動きが本格的に稼動し始めた昨今、製薬企業に おけるin silico創薬が新たな局面を向かえようとしている。より精度の高い大規模計算が利用できる環境が実現され、社内外のリソースを使い分けながらより効率的な創薬研究を進められることが期待されている。しかしながら一方で、その実用化に向けては様々なハードルが存在し、産官学連係してその課題解決に取り組まなければならないと考えられる。このような背景から、創薬の現場でより効率的に活用できる、創薬の生産性向上に真に寄与出来る大規模計算の活用について議論する場を提供したいと考え「創薬を志向した大規模計算の活用」というテーマでのCBI学会研究講演会を企画した。具体的には、現在進められているスパコンでのin silico 創薬活用の取り組み事例を通じて、その目指す姿や創薬現場へのインパクト、そして今後解決すべき課題について、産学それぞれの立場からご講演頂き、議論いただきたい。
日時: 2013年6月27日(木)13:30-17:50 場所: 東京大学山上会館大会議室
(東京都文京区本郷 7-3-1)世話人: 緑川淳(ワールドフュージョン)、嶋根みゆき(中外製薬)、
塩田武司(塩野義製薬)
プログラム
1.13:30~13:40
2.13:40~14:40
はじめに
「化学空間の可視化を利用した化学構造創出および大規模仮想ライブラリの開発」
船津公人(東京大学工学系研究科) 3.14:40~15:40
「分子シミュレーションソフトウエアMARBLEの開発と生体超分子シミュレーションへの応用」
池口満徳(横浜市立大学大学院生命医科学研究科) <休憩>15:40~16:00 4.16:00~17:00
「GPUによる大規模シミュレーションと支援ツール」
成見 哲(電気通信大学大学院情報理工学研究科) 5.17:00~17:45
「スパコン京により拓かれるインシリコ創薬の可能性」
山崎一人(大日本住友製薬株式会社ゲノム科学研究所) 6.17:45~17:50
まとめ 18:00~20:00 懇親会
場所:山上会館1階談話ホール(レストラン ハーモニー)
参加費:3,000円
申し込み方法:講演会の参加申し込みフォームで同時にお申し込みください。
※キャンセルの場合は、6月20日(木)までににご連絡ください。
それ以降の取り消しは、後日懇親会費用3000円を請求させていただく場合があります。
講演会参加費参加申込み
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員 無料 非会員(一般) \10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) \1,000 お問い合わせ
終了しました。 ◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:045-924-5654 FAX:045-924-5684