開催趣旨:薬物の体内動態は、その薬効および毒性に深く結びついており、本研究講演会では、これまでに「e-ADMET構築に向けて」という大テーマで、シリーズとして開催して来た。しかしながら、それらはADMEに関するものであり、毒性(T)に関しては未だ開催の機会が無かった。そこで、シリーズの第4回目にあたり今回、毒性(T)をメインテーマとして開催することとした。 毒性、特にその回避のための予測は、医薬品開発における究極の研究テーマの一つである。このテーマに対するアプローチの方法としては、これまでに取り上げたテーマと同様に、wet studyとdry studyがある。本研究会では、毒性ならびにその予測に関して、総説的内容も含めた、wet studyおよびdry studyの講演をお願いした。本研究講演会を通して、毒性予測の現状の把握と今後の展開へのヒントになれば幸いである。
日時: 2013年7月10日(水)13:30-18:10 場所: キャンパスイノベーションセンター東京 国際会議室
(東京都港区芝浦3-3-6)
http://www.cictokyo.jp/access.html世話人: 水間 俊(東京薬科大学)、粕谷 敦(第一三共株式会社)
プログラム
1.13:30~13:35
2.13:35~14:35
「毒性研究は究極の課題」
水間 俊(東京薬科大学)
「副作用の発症に関連するゲノムバイオマーカーの探索研究」
頭金正博(名古屋市立大学) 3.14:35~15:35
「反応性代謝物と特異体質毒性研究におけるインフォマティクスの活用」
小林好真(第一三共株式会社) <休憩>15:35~15:45 4.15:45~16:45
「ベイジアンネットによる反復投与毒性の整理」
岡田 孝(関西学院大学) 5.16:45~17:45
「医薬品開発における遺伝毒性の予測とリスク評価」
本間正充(国立医薬品食品衛生研究所) 6.17:45~17:50
「毒性予測への期待」
粕谷 敦(第一三共株式会社)
7.17:50~18:10
総合討論
講演会参加費参加申込み
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員 無料 非会員(一般) \10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) \1,000 終了しました。お問い合わせ◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:045-924-5654 FAX:045-924-5684