開催趣旨:インターネット上には多くのビッグデータが公開され、その活用としてオープン化が加速している。ライフサイエンス分野でも多くのデータベースが公開され、IT技術とともにその情報量や質は日々進化している。創薬においても、多くの有用なデータベースが存在し、構造と活性の情報であるChEBMLやPubChem、タンパク質構造のPDBなどをはじめとするデータベースは必要不可欠になっている。そこで、今回のCBI講演会ではケムインフォマッティクス、バイオインフォマッティクスの垣根を払ったデータの統合的な利用が創薬においてますます重要性を増しているという観点から「創薬フローにおけるデータベース活用」というテーマで、現在データベースを構築、管理、活用されている講師の方々により最新の状況をご紹介いただくことを企画致しました。データベース構築あるいはその利用の取り組み事例を通じて、今後の方向性や、解決すべき課題、さらに今必要なデータ効率的利用について、それぞれの立場からご講演頂き、議論いただきたい。
日時: 2014年1月9日(木)13:30-17:30 場所: 東京大学山上会館大会議室
(東京都文京区本郷 7-3-1)世話人: 緑川 淳(ワールドフュージョン)、大元和之(小野薬品工業)、谷村隆次(東レ)
プログラム
1.13:30- 13:40
2.13:40- 14:30
開会挨拶
「PDB Exchange Dictionary: 新フォーマットの読み解き方と使い道」
金城 玲(大阪大学 蛋白質研究所) 3.14:30- 15:20
「バイオ・ビッグデータに挑む:医・薬・食用生物の機能性DBの構築とマイニング」
金谷重彦(奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科) <休憩>15:20- 15:40 4.15:40- 16:30
「創薬の初期研究におけるデータ統合:ターゲットと安全性の評価」
水口賢司(独立行政法人 医薬基盤研究所) 5.16:30- 17:15
「創薬におけるオープンソースデータベースの効率的利用」
緑川 淳(株式会社ワールドフュージョン) 6.17:15- 17:30
総合討論
講演会参加費参加申込み
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員 無料 非会員(一般) \10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) \1,000 終了しました。お問い合わせ◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:045-924-5654 FAX:045-924-5684