***第366回CBI学会講演会のお知らせ***

「ゲノミクスからの創薬、診断薬開発及びその背景にある倫理的課題」


開催趣旨:
ゲノムプロジェクトがスタートして、25年が経ち、生物学のみならず、医学、薬学、農学、生物工学など、幅広く成果が活用されるようになってきたと言える。21世紀に入り、シーケンス技術をはじめ、測定・解析技術の技術革新がますます加速し、生物学自体を大きく変えてきている。全体像を把握することも難しくなってきており、今後の流れを予測することも難しくなってきている。当該分野からの成果を如何に実用に供するか、アカデミアと企業との連携がさらに求められる時代となっている。企業化に向けた取り組みをしっかりと進める必要は勿論ではあるが、実用化に向けて、その背景に存在する倫理問題を先送りすることは許されない。本セミナーでは、診断マーカー探索、メタゲノム解析を取り組んでおられる先生方をお招きし、研究・開発の現状を紹介していただくことで、今後のアカデミアと企業との連携の加速化と供に、実用化に向けて解決すべき倫理面での課題を共有し、その解決への糸口を議論する場としたい。

日時 2015年11月5日(木)13:00-18:15
場所 グランフロント大阪 ナレッジキャピタル 北館タワーC 9階 VisLab OSAKA
(大阪市北区大深町3-1)
世話人 森 浩禎(奈良先端科学技術大学院大学)

プログラム

  1. 13:00~13:05
     開催の挨拶

  2. 13:05~14:05
    「ゲノム研究の反省に基づく今後の期待(産業応用も含めて)」
    松原謙一(大阪大学名誉教授)

  3. 14:05~14:55
    「マイクロRNAによる疾患予防と超早期診断」
    田原栄俊(広島大学・大学院医歯薬保健学研究院)

  4. <14:55-15:10  休憩>

  5. 15:10-15:50
    「メタゲノムデータベースの開発とその医学応用への可能性」
    五斗 進(京都大学化学研究所バイオインフォマティクスセンター)

  6. 15:50~16:30 
    「ヒト腸内細菌代謝経路データベースの構築」
    山田拓司(東京工業大学・生命情報専攻)

  7. <16:30-16:45  休憩>

  8. 16:45~17:35 
    「ライフサイエンスと先端医療の歩みと取り組むべき課題」
    加藤和人(大阪大学大学院医学系研究科・医の倫理と公共政策学)

  9. 17:35~18:15 
    総合討論
18:30より 懇親会
場所:グランフロント大阪 タワーC 7F都市活力研究所セミナールーム
参加費:2,000円
申し込み方法:講演会の参加申し込みフォームで同時にお申し込みください。
  ※キャンセルの場合は、10月22日(木)までににご連絡ください。
  それ以降の取り消しは、後日懇親会費用2000円を請求させていただく場合があります。

講演会参加費
(種別) (料金)
法人会員 無料
一般 個人会員 無料
非会員(一般) \10,000
学生 学生会員 無料
非会員(学生) \1,000
参加申込み
終了しました
お問い合わせ
◆情報計算化学生物学会(CBI学会)関西部会
  
   TEL:078-803-6620 FAX:078-803-6621