開催趣旨:
分子動力学(モレキュラーダイナミックス=MD)計算は、2013年のノーベル化学賞をカープラス教授らが受賞したことからも分かるようにその有用性は広く知られており、タンパク質や生体分子の振る舞いをコンピュータで計算しシミュレーションする方法として、創薬現場で利用されています。本講演会では、MD計算ソフトウェア(NAMD)を開発されておられる先生をお呼びし、最先端の計算とその応用事例をご紹介頂きます。また、実際の創薬現場で、MD計算ソフトウェアを利用し、創薬に活用されておられる製薬会社の研究者にもご講演頂きます。本講演会ではMD計算の創薬への応用の現状について情報共有し、議論する場としたいと思っております。
日時: 2018年3月2日(金)13:15-17:30 場所: 東京工業大学キャンパスイノベーションセンター(CIC田町)
1階 国際会議室(東京都港区芝浦3-3-6)≫田町キャンパスマップ世話人: 江頭 啓(小野薬品工業株式会社)、岡田興昌(田辺三菱製薬株式会社)、 緑川 淳(株式会社ワールドフュージョン)
プログラム
18:00 - 20:00 懇親会 (場所:CIC近くの飲食店 参加費:\4,500)
- 13:15-13:25
はじめに
- 13:25 - 14:05
「分子シミュレーションを活用したインシリコ創薬」
小久保 裕功 (Axcelead Drug Discovery Partners株式会社)
- 14:05 - 14:45
「Lead Discovery by Affinity and in vitro ADMET predictions」
武富 啓 (田辺三菱製薬株式会社)
- 14:45 - 15:25
「Application of Molecular Dynamics and Fragment Molecular Orbital Method in Drug Discovery」
鷹羽 健一郎 (旭化成ファーマ株式会社)
<15:25 - 15:40 休憩>
- 15:40 - 16:20
「創薬研究における分子動力学シミュレーション」
嶋田 朋嘉(帝人ファーマ株式会社)
- 16:20 - 17:20
「ATP synthase, a paragon of biological molecular motors」
Prof. Chris Chipot (Vandoeuvre-les-Nancy cedex, France, and Department of Physics, University of Illinois at Urbana-Champaign)- 17:20 - 17:30
おわりに
講演会参加費参加申込み:
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員 無料 非会員(一般) \10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) \1,000
キャンセルの場合、2月23日までにご連絡いただければ手数料を差し引いて返金します。
それ以降は講演会参加費、懇親会参加費、いずれもキャンセル返金はできません。
締切日(開催日一週間前)にコンビニ決済を選択すると5日間の支払猶予期間があるため、最長開催2日前まで支払いを延期できます。
ただし、支払いが完了しないと正式な参加申し込みとはならないため定員オーバーで参加できない可能性があることをご容赦願います。終了しましたお問い合わせ◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:03-6890-1087