開催趣旨:
近年、電子化されたヘルスケア関連データの増大や、コンピュータ関連コストの低下、IoTやモバイル技術の進化により、医療分野でもデジタル化が加速され、日々医療のあり方も変化している状況である。また、超高齢化社会における医療費削減の要請から、「病気になってから治療する」のではなく、「病気にならないように健康を維持する」という予防医療への期待も高まっており、医師や製薬企業だけでなく、様々な分野の企業や患者自身及びその家族等も参画しヘルスケア関連の研究やサービス提供を試みている。今回はそういった幅広く展開されているデジタルヘルスケア分野のうち、ウェアラブル領域での成長も目覚ましいモバイルヘルスケアを取り上げる。より身近になったウェアラブル端末による心拍や歩数、睡眠等のライフログ取得と健康診断情報や電子カルテ等との統合、遠隔医療への展開等、様々な可能性が期待され、研究段階から臨床応用段階へ進みつつあるモバイルヘルスケアの現状や将来への展望について先生方にご講演いただく。新たな臨床応用やサービスを検討されている研究者の方々や、モバイルヘルスケア戦略を検討されている方々にご参加いただき、今後のモバイルヘルスケアの可能性や課題について議論できればと考えている。
日時: 2019年5月10日(金)13:20-17:50 場所: 東京工業大学キャンパスイノベーションセンター(CIC田町)
1階 国際会議室(東京都港区芝浦3-3-6)≫田町キャンパスマップ世話人: 熊澤 啓子(帝人ファーマ株式会社)、長谷川 清(中外製薬株式会社)、
三井 崇志(富士通株式会社)連絡先: お問い合わせは、下記メールまたはTELにお願いいたします。
*会場への直接のご連絡はご遠慮ください。
TEL: 03-6434-0458 (情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局)
プログラム
※開始時間が13:20からに変更になりました(3月22日)
- 13:20 - 13:30 開会の挨拶
- 13:30 - 14:10
「デジタルヘルス時代の技術・イノベーション経営: FDA承認モバイル医療アプリの事例」
仙石 慎太郎(東京工業大学)
- 14:10 - 14:50
「モバイルヘルスで楽しく健康に!そして医療費を下げた?」
佐野 毅(株式会社ディー・エヌ・エー| DeNA)
- 14:50 - 15:30
「モバイルヘルスケアを支える言語処理技術」
荒牧 英治(奈良先端科学技術大学院大学)
<15:30 - 15:50休憩>
- 15:50 - 16:30
「睡眠のデジタルヘルス」
鈴木 琢治(帝人株式会社)
- 16:30 - 17:30
「医療のパラダイムを変革するモバイルヘルスの展望」
田中 博(東京医科歯科大学名誉教授/東北メディカル・メガバンク機構)
- 17:30 - 17:50 総括
18:00 - 20:00 懇親会 (場所:CIC近くの飲食店 参加費:\5,000)
講演会参加費
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員 無料 非会員(一般) \10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) \1,000
キャンセルの場合、5月2日までにご連絡いただければ手数料を差し引いて返金します。
それ以降は講演会参加費、懇親会参加費、いずれもキャンセル返金はできません。
締切日(開催日一週間前)にコンビニ決済を選択すると5日間の支払猶予期間があるため、最長開催2日前まで支払いを延期できます。
ただし、支払いが完了しないと正式な参加申し込みとはならないため定員オーバーで参加できない可能性があることをご容赦願います。
参加費が無料の方も、キャンセルの場合はなるべく早く にご連絡ください。こちらでシステムから取り消します。参加申込み
終了しました
お問い合わせ◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:03-6434-0458