汎用性をもつ量子チューリング・マシンは、50量子ビットを超える開発競争の時代に入り、いよいよ実用へのテイクオフを迎えつつある。一方、一足先に実用化された目的特化型の量子イジング・マシンは、常温稼働並びに大規模拡張を備えた複数のハードウェアが揃い、劇的な応用の拡がりを予感させる。そこで期待されるのは、ミドルウェア(ソフトウェア開発環境)の充実と、機能と信頼性を備えた既存ソフトウェアの移植である。本講演会では、分野を問わず量子コンピュータのミドルウェアあるいはソフトウェア開発に携われている先生方に、最新の開発状況や現行環境の課題についてお話しを頂き、それを踏まえて創薬応用のロードマップ等を議論する機会としたい。
日時: 2019年5月17日(金)13:00-17:00 場所: グランフロント大阪 ナレッジキャピタル(大阪市北区大深町3-1)
北館タワーC 9階 VisLab OSAKA世話人: 市川治(大日本住友製薬)、山崎一人(元大日本住友製薬)、田中成典(神戸大) 主催: CBI学会関西部会 共催: (公財)都市活力研究所、NPO法人バイオグリッドセンター関西
プログラム
※講師が変更になりました(藤井啓祐先生 →御手洗光祐先生)
- 13:00-13:05
世話人挨拶
- 13:05-13:45
「量子コンピュータによる量子化学計算の現状と展望」
杉崎 研司(大阪市立大学大学院理学研究科)
- 13:45-14:25
「量子コンピュータの現状と物性・量子化学計算・機械学習への応用」
御手洗 光祐(大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻)
- 14:25-15:05
「量子コンピュータ実機IBM-Qの慶應ハブとの協働による創薬基盤の構築」
榊原 康文(慶應義塾大学理工学研究科基礎理工学専攻生命システム情報)
<15:05-15:20 休憩>
- 15:20-16:00
「D-waveとBlueqat」
湊 雄一郎(MDR社)
- 16:00-16:40
「組み合わせ最適化問題を解こう/デジタルアニーラ」
谷田 義明(富士通研究所 デジタルアニーラプロジェクト)
- 16:40-17:00
総合討論17:15-19:15 懇親会 (場所:ナレッジキャピタル北館タワーC 7階 都市活力研究所セミナールーム 参加費:\2,000)
申し込み方法:講演会の参加申込と同様です。
講演会参加費参加申込み
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員 無料 非会員(一般) \10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) \1,000
キャンセルの場合、5月10日までにご連絡いただければ手数料を差し引いて返金します。
それ以降は講演会参加費、懇親会参加費、いずれもキャンセル返金はできません。
締切日(開催日一週間前)にコンビニ決済を選択すると5日間の支払猶予期間があるため、最長開催2日前まで支払いを延期できます。
ただし、支払いが完了しないと正式な参加申し込みとはならないため定員オーバーで参加できない可能性があることをご容赦願います。
参加費が無料の方も、キャンセルの場合はなるべく早く にご連絡ください。こちらでシステムから取り消します。終了しましたお問い合わせ
◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局 関西部会
TEL:078-803-6620 FAX:078-803-6621