開催趣旨:
蛋白質や核酸の液-液相分離(LLPS)が、細胞内で観察される局所での様々な生命現象に係っていることが近年明らかになってきています。例えば、アルツハイマー、ALSなどの神経変性疾患だけではなく、癌においても重要なnew biologyとして着目されています。また、最近のニュースでは、外資大手2社より、液相分離に基づくバイオロジーによる低分子ライブラリを活用した共同研究が開始されたりと、新しい創薬アプローチとして注目が非常に高い分野となっています。そこで、本講演会では、相分離が絡む生命現象の研究、及び、その基礎から創薬への応用までとして、最新の研究結果や計算科学的なアプローチを含めご講演いただく予定です。 液-液相分離(LLPS)あるいは相分離生物学は、最近、学会などでもキーワードとなっていますので、この機会を活用して本分野への理解を深めていただきたいと考えております。
日時: 2021年5月27日(木)13:30 - 17:30 場所: オンライン配信(Zoomウェビナー使用) 世話人: 遠藤 真弓(大正製薬株式会社)、前野 恭一(アステラス株式会社) 、谷村 直樹(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)、嶋田 朋嘉(第一三共株式会社)
プログラム
- 13:30 - 13:40
開会の挨拶
- 13:40 - 14:30
「創薬標的としての液液相分離と天然変性タンパク質」
廣明 秀一(名古屋大学)
- 14:30 - 15:20
「相分離生物学」
森 英一朗(奈良県立医科大学)
<15:20 - 15:30 休憩>
- 15:30 - 16:20
「液-液相分離の視点で見直すオートファジー」
野田 展生(微生物化学研究所)
- 16:20 - 17:10
「分子動力学シミュレーションと機械学習を用いた、ペプチド会合性評価」
亀田 倫史(産業技術総合研究所)
- 17:10 - 17:30
総合討論
講演会参加費参加申込み
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員A 無料 個人会員B \3,000 非会員(一般) \10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) \1,000
キャンセルの場合、5月20日(木)までにご連絡いただければ手数料を差し引いて返金します。
それ以降は講演会参加費、懇親会参加費、いずれもキャンセル返金はできません。
締切日(開催日一週間前)にコンビニ決済を選択すると5日間の支払猶予期間があるため、最長開催2日前まで支払いを延期できます。
ただし、支払いが完了しないと正式な参加申し込みとはならないため定員オーバーで参加できない可能性があることをご容赦願います。
参加費が無料の方も、キャンセルの場合はなるべく早く にご連絡ください。こちらでシステムから取り消します。終了致しました
お問い合わせ◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:03-6435-0458