開催趣旨:
ゲノム編集とは、細胞内の標的遺伝子を狙って正確に改変する技術である。 2012年にCRISPR Cas9 を用いた方法が登場して以来、ゲノム編集はその優れた効率性と簡便性によって、基礎生命科学から食糧生産までさまざまな分野での利用が広がっている。医学や創薬分野においても、CRISPR Cas9 により疾患モデル動物・細胞の作製や、疾患関連遺伝子のスクリーニングが積極的に進められ、さらにはゲノム編集治療法への臨床応用など多くの貢献が期待されている。本技術を開発した 2 名の研究者に対して 2020 年にノーベル化学賞が授与されたことは、その革新的インパクトの大きさを象徴的に表している。現在、多数の企業が産学連携等を踏まえて さらなる実用化研究や臨床研究を実施中であり、また CRISPR Cas9 と大きく異なる新しいゲノム編集技術開発も進んでいる。
本講演会ではこうした状況を踏まえ、ゲノム編集技術の基礎研究から臨床応用までを産官学それぞれでご活躍の 4 名の先生方にご講演いただく。国内トップランナーの講演者より国内外で著しく開発が進むゲノム編集技術の最前線と未来の治療法につながる展開を学ぶ機会としたい。
日時: 2021年11月19日(金)13:30-17:35 場所: オンライン配信(Zoomウェビナー使用) 世話人: 石 川 誠(日産化学工業 株式会社)、 中村 信二(武田薬品工業株式会社)、
熊澤 啓子(帝人ファーマ株式会社)、緑川 淳(株式会社ワールドフュージョン)、
島田 裕三(富士通株式会社)連絡先: お問い合わせは、下記メールまたはTELにお願いいたします。
TEL: 03-6434-0458 (情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局)
プログラム
- 13:30 - 13:35 はじめに
- 13:35 - 14:30
「ゲノム編集技術概論と新規国産ゲノム編集技術について」
真下 知士 (東京大学医科学研究所)
- 14:30 - 15:15
<15:15 - 15:25休憩>
「タンパク質の細胞内導入によるゲノム編集」
加藤 義雄(産業技術総合研究所)
- 15:25 - 16:10
「遺伝子治療の最新動向とゲノム編集技術の応用」
小澤 敬也(自治医科大学)
- 16:10 - 16:55
<16:55 - 17:05休憩>
「ゲノム編集の最前線とモダリスの拓く遺伝子制御治療」
森田 晴彦(株式会社モダリス)
- 17:05 - 17:30
パネルディスカッション
- 17:30 - 17:35 おわりに
講演会参加費参加申込み
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員A 無料 個人会員B \3,000 非会員(一般) \10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) \1,000
キャンセルの場合、11月12日までにご連絡いただければ手数料を差し引いて返金します。
それ以降は講演会参加費のキャンセル返金はできません。
締切日(開催日一週間前)にコンビニ決済を選択すると5日間の支払猶予期間があるため、最長開催2日前まで支払いを延期できます。
ただし、支払いが完了しないと正式な参加申し込みとはならないため定員オーバーで参加できない可能性があることをご容赦願います。
参加費が無料の方も、キャンセルの場合はなるべく早く にご連絡ください。こちらでシステムから取り消します。終了しましたお問い合わせ
※参加登録をお済ませの方には、11月15日(月)までに、Zoomウェビナーへの入室情報および講演要旨集ダウンロードパスワードを電子メールでお知らせします。◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:03-6435-0458