開催趣旨:
各種計算化学アプリケーションが創薬に普通に用いられる時代となり、各社が計算化学プラットフォームの整備、最新アプリケーションの導入を進めている状況です。その中でも、結合自由エネルギー計算は、タンパク質とリガンド間の結合を高精度に見積もることができるため、実験することなくリガンド候補を絞り込むことも可能となる強力な計算化学ツールです。本講演会では、結合自由エネルギー計算に焦点を当て、計算化学アプリケーションの創薬研究への活用、最新状況について、アカデミアの第一線でご活躍されている先生に加え、創薬・分子設計のための計算化学プラットフォームを提供する5社からご講演いただきます。また、ラウンドテーブルディスカッションでは、創薬研究者にご参加いただき、現場での計算化学ツールの活用状況や課題、そして将来展望について意見交換したいと考えています。
日時: 2022年3月17日(木)9:30 - 16:45 場所: オンライン配信(Zoomウェビナー使用) 世話人: 大槻 幸恵(大鵬薬品工業株式会社)、黒野 昌邦(小野薬品工業株式会社)、 近田 千春(オープンアイ・ジャパン株式会社)、
佐藤 秀行(シュレーディンガー株式会社)連絡先: お問い合わせは、下記メールまたはTELにお願いいたします。
TEL: 03-6434-0458 (情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局)
プログラム
- 9:30 - 9:35 開会の挨拶
- 9:35 - 10:35
「自由エネルギーの定量的予測と分子設計のための構造モチーフ探索」
山下 雄史(東京大学先端科学技術研究センター)
- 10:35 - 11:20
<11:20 - 11:30 休憩>
「Routine Binding Free Energy Calculations using Massively Parallel Non-Equilibrium Switching」
Christopher Bayly(OpenEye Scientific Software Inc.)
- 11:30 - 12:15
<12:15 - 13:15 休憩>
「Advancing Drug Discovery with Accurate Free Energy Calculations」
Lingle Wang(Schrödinger Inc.)
- 13:15 - 14:00
「自由エネルギー計算を活用した低分子創薬へのアプローチ」
池上 貴史(株式会社モルシス)
- 14:00 - 14:45
<14:45 - 14:55 休憩>
「Flare™ FEPによる医薬品候補化合物の優先順位付け」
原 隆一郎(Cresset)
- 14:55 - 15:40
<15:40 - 15:45 休憩>
「Introduction to Multisite Lambda Dynamics」
髙岡 雄司(ダッソー・システムズ株式会社)
- 15:45 - 16:40
パネルディスカッション
- 16:40 - 16:45 閉会の挨拶
講演会参加費参加申込み
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員A 無料 個人会員B \3,000 非会員(一般) \10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) \1,000
キャンセルの場合、2022年3月10日までにご連絡いただければ手数料を差し引いて返金します。
それ以降は講演会参加費のキャンセル返金はできません。
締切日(開催日一週間前)にコンビニ決済を選択すると5日間の支払猶予期間があるため、最長開催2日前まで支払いを延期できます。
ただし、支払いが完了しないと正式な参加申し込みとはならないため定員オーバーで参加できない可能性があることをご容赦願います。
参加費が無料の方も、キャンセルの場合はなるべく早く にご連絡ください。こちらでシステムから取り消します。終了いたしました。
お問い合わせ◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:03-6435-0458