開催趣旨:
近年のAI創薬や計算創薬の大幅な進展により、創薬研究の進め方やワークフローが大きく変貌しつつあり、将来に不安を感じているメディシナルケミストも少なくない。一方、数年前までは未知の技術であった「AI創薬」も魔法ではなく、より現実的なものであることが分かってきており、また計算技術の進展により非専門家でも身近に利用できる計算ツールも増えつつある。この状況下、ドライとウェットの懸け橋となりつつ、ドメイン知識を持ち取捨選択ができるメディシナルケミストの重要性が増している。 本講演会では国内外の第一線でご活躍されている先生方をお招きし、AIや計算科学、あるいは自動化技術を取り入れた、現実的な創薬ワークフローについてご講演いただく。さまざまな背景を持つ方と、メディシナルケミストの知識や経験に基づく視点をどのように加え、またどのように役割分担してゆくか、ひいてはメディシナルケミストの将来像についても議論したい。 既存技術の良いところを活かしながら新しい技術を取り入れる、多様性があり生産性の高い研究現場を生み出すためのヒントとなる会となれば幸いである。
日時: 2023年2月17日(金)13:00 - 17:25 場所: オンライン配信(Zoomウェビナー使用) 世話人: 天野靖士(アステラス製薬㈱)、門 祐示 (Meiji Seika ファルマ㈱)、嶋田朋嘉(第一三共㈱)
谷村直樹(みずほリサーチ&テクノロジーズ㈱)、中村信二(武田薬品工業㈱)、増田友秀(東レ㈱)連絡先: お問い合わせは、下記メールまたはTELにお願いいたします。
TEL: 03-6435-0458 (情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局)
プログラム
- 13:00 - 13:10 はじめに
- 13:10 - 13:55
「AI・データ駆動型創薬プラットフォームの構築 ~メドケムに活用されるための取り組み~」
瀬尾 竜志(アステラス製薬株式会社)
- 13:55 - 14:40
<14:40 - 14:50 休憩>
「武田薬品工業の創薬化学研究におけるAIの活用」
髙木 輝文(武田薬品工業株式会社)
- 14:50 - 15:35
「Adapting a Digital Chemistry Strategy for Drug Discovery」
髙橋 秀典(Schrödinger Inc.)
- 15:35 - 16:20
<16:20 - 16:30 休憩>
「AI、ロボティクス、自動化の時代におけるメドケムの進化」
藤 秀義(ケモインフォ株式会社)
- 16:30 - 17:20
パネルディスカッション
- 17:20 - 17:25 おわりに
講演会参加費参加申込み
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員A 無料 個人会員B \3,000 非会員(一般) \10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) \1,000
キャンセルの場合、2023年2月9日までにご連絡いただければ手数料を差し引いて返金します。
それ以降は講演会参加費のキャンセル返金はできません。
締切日(開催日一週間前)にコンビニ決済を選択すると5日間の支払猶予期間があるため、最長開催2日前まで支払いを延期できます。
ただし、支払いが完了しないと正式な参加申し込みとはならないため定員オーバーで参加できない可能性があることをご容赦願います。
参加費が無料の方も、キャンセルの場合はなるべく早く にご連絡ください。こちらでシステムから取り消します。
終了いたしました。
お問い合わせ
◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:03-6435-0458