開催趣旨:
医薬品開発が長期化しコストが増大する中で、先進的な技術や創薬シーズを有するアカデミアやバイオベンチャー企業の「創薬エコシステム」への参入は,国などの支援により着実に進展しつつあります。一方で,持続的なイノベーションを生み出す担い手である創薬ベンチャー企業がエコシステムの中で持続的に機能し,医薬品や医療サービスを創出できるためには,適切な人材の育成,研究から事業へと発展できるようなサポート体制,産業界との連携支援などの仕組み作りに大きな期待が寄せられています。それらを実現するにはまだ多くの課題があると認識されており,国や大学,製薬企業,ベンチャー企業,投資家というステークホルダー単位で多くの議論がなされています。 そこで、本CBI学会講演会では,それら課題を明確にし,参加者の皆様に共有することを目的に,創薬ベンチャーエコシステムを構成する主要事業主にお集まりいただきます。エコシステムへの参入経験や成功体験,創薬活動を通して感じた課題や提言などをお話しいただきます。また,持続的で発展的なイノベーションを生むための創薬ベンチャーエコシステムとは何か,そのあるべき姿とそれを完成させるための打ち手を議論するパネルディスカッションも行う予定です。
日時: 2023年5月26日(金)13:00-17:30 場所: オンライン配信(Zoomウェビナー使用) 世話人: 木下誉富(大阪公立大学)、福澤薫(大阪大)、植松直也(大塚製薬) 主催: CBI学会関西部会 共催: NPO法人バイオグリッドセンター関西
プログラム
- 13:00 - 13:05 世話人挨拶
- 13:05-13:40
「新しい研究開発の場としてのスタートアップ」
樫田俊一(株式会社 イクスフォレスト セラピューティクス)
- 13:45-14:20
「大学だからできるアカデミア創薬の強みや弱みと事業化を支える人」
松本邦夫(金沢大学 がん進展制御研究所)
- 14:25-15:00
「基礎研究から創薬事業へのトランスフォーメーション」
澤 匡明(カルナバイオサイエンス株式会社)
- 15:00-15:10 休憩
- 15:10-15:45
「大学における医療技術実用化支援の組織と取り組み」
名井 陽(大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部未来医療センター)
- 15:50-16:10
「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」
内田隆(AMED実用化推進部)
- 16:10-16:30
「創薬ベンチャーのVC主導形創業モデルについて」
稲葉太郎 (レミジェス・ベンチャーズ株式会社)
- 16:30-17:30 パネルディスカッション
「持続的で発展的なイノベーションを生むための創薬ベンチャーエコシステムとは? あるべき姿とそれを完成させるための打ち手」
講演会参加費参加申込み
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員A 無料 個人会員B \3,000 非会員(一般) \10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) \1,000
キャンセルの場合、2023年5月18日までにご連絡いただければ手数料を差し引いて返金します。
それ以降は講演会参加費のキャンセル返金はできません。
締切日(開催日8日前)にコンビニ決済を選択すると5日間の支払猶予期間があるため、最長開催3日前まで支払いを延期できます
ただし、支払いが完了しないと正式な参加申し込みとはならないため定員オーバーで参加できない可能性があることをご容赦願います。
参加費が無料の方も、キャンセルの場合はなるべく早く にご連絡ください。こちらでシステムから取り消します。
終了いたしました。
お問い合わせ◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:03-6435-0458