開催趣旨:
先進国では2007年に生まれた子供の半数が100歳以上、特に日本では107歳まで生きるという研究成果が報告されるなど、人生100年時代が到来しました。新型コロナウイルス禍で鈍ってはいるものの、平均寿命は今後も伸びると予想される一方で、健康寿命の約10年短い状態は持続しており、誰かの介護を受けるこの10年間をいかに短縮することかが国策となっています。癌を含めた多くの病気の治療法の目覚ましい進歩により病気の克服が進む中で、病気の発症予測や先制治療、生活習慣病対策、そして未だ満たされていない医療ニーズに対応した新薬創薬の重要性がますます高まっています。現在、こうした領域において、Digital技術を用いた予測システムや蓄積したヘルスBig dataの活用、AI創薬などこれまでにないアプローチによる取り組みが進められています。 本講演会では、「人生100年時代に対応する健康寿命延伸のためのDigital 技術の活用」と題して、4名の先生方からご講演を頂き、健康で安心した100年の人生を送るための医療技術の最新の進歩についての知見とこれからを議論していきたいと考えています。
日時: 2023年8月21日(月) 13:00~16:35 場所: オンライン配信(Zoomウェビナー使用) 世話人: 志水隆一(公益財団法人都市活力研究所)、西村有平(三重大)、茂木正樹(愛媛大)、森浩禎(広東農業科学アカデミー・動物科学研究所) 主催: CBI学会関西部会 共催: NPO法人バイオグリッドセンター関西
プログラム
- 13:00 - 13:05 はじめに
- 13:05-13:45
「医療のデジタルトランスフォーメーション」
池野文昭(スタンフォード大学)
- 13:50-14:30
「個別最適化予見医学を目指したデジタルハイパーテンション研究」
苅尾七臣(自治医科大学 循環器内科学)
- 14:35-15:15
「疾患発症予測AI開発と社会実装」
内野詠一郎(京都大学大学院医学研究科 ビッグデータ医科学)
- 15:20-16:00
「富岳を活用した創薬DXプラットフォーム-標的遺伝子探索とリード化合物創出-」
千葉峻太朗(理化学研究所・計算科学研究センター)
- 16:05-16:30 パネルディスカッション
- 16:30-16:35 おわりに
講演会参加費参加申込み
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員A 無料 個人会員B \3,000 非会員(一般) \10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) \1,000
キャンセルの場合、2023年8月13日までにご連絡いただければ手数料を差し引いて返金します。
それ以降は講演会参加費のキャンセル返金はできません。
締切日(開催日一週間前)にコンビニ決済を選択すると5日間の支払猶予期間があるため、最長開催2日前まで支払いを延期できます。
ただし、支払いが完了しないと正式な参加申し込みとはならないため定員オーバーで参加できない可能性があることをご容赦願います。
参加費が無料の方も、キャンセルされる場合は、なるべく早く にご連絡ください。こちらでシステムから取り消します。終了いたしました。お問い合わせ◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:03-6435-0458