開催趣旨:
ペプチド・抗体創薬は、進化工学的手法により強力な結合親和性を得ることができ、標的への高い特異性を有することから、新規モダリティとして様々な疾患領域で顕著な成果を上げてきました。その一方で、ペプチドの生体内安定性と細胞膜透過性の調節や、抗体の生体膜透過制御と細胞内分子ターゲッティングはペプチド・抗体創薬における大きな課題でしたが、今日、これらの課題を打破するブレイクスルー・テクノロジーが次々と開発され、次世代のペプチド・抗体創薬が加速しています。
今回の研究講演会では、アカデミアならびにベンチャー企業の先生方から、ペプチドの立体制御や新規スキャフォールドの設計、また、抗体を利用した中枢DDSや細胞内分子ターゲティングなど、最新のブレイクスルー・テクノロジーをご紹介いただきます。パネルディスカッションでは、ファシリテーターに東京大学教授 津本浩平様を招聘し、ブレイクスルー・テクノロジーが次世代ペプチド・抗体創薬に及ぼす影響と未開の創薬標的に対する治療薬開発に至るまでの展望について討論いただきます。
日時: 2023年12月5日(火)13:00-17:35 場所: オンライン配信(Zoomウェビナー使用) 世話人: 村崎 広太(田辺三菱製薬株式会社)、奥田 歩(興和株式会社)、佐藤 太朗(杏林製薬株式会社)、
大原 康徳(日本たばこ産業株式会社)、高橋 瑞稀(第一三共RDノバーレ株式会社)、大槻 幸恵(大鵬薬品工業株式会社)、
狩野 敦(株式会社モルシス)連絡先: お問い合わせは、下記メールまたはTELにお願いいたします。
TEL: 03-6434-0458 (情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局)
プログラム
- 13:00 - 13:10 はじめに
- 13:10 - 14:00
「生体中分子ペプチド:形と機能のデザイン」
山東 信介(東京大学)
- 14:00 - 14:50
「次世代高中分子ジスルフィドリッチペプチド開発プラットフォームVeneno Suite」
木村 忠史(Veneno Technologies株式会社)>>>参考資料
<14:50 - 15:00 休憩>
- 15:00 - 15:50
「トランスフェリン受容体に対する機能性抗体開発を指向した物理化学的解析」
中木戸 誠(東京大学)
- 15:50 - 16:40
<16:40 - 16:50 休憩>
「細胞内抗体STAND技術を用いた細胞内分子のターゲティング」
樺山 博之(STAND Therapeutics株式会社)
- 16:50 - 17:30
パネルディスカッション
ファシリテーター: 津本 浩平 (東京大学)
- 17:30 - 17:35 おわりに
講演会参加費参加申込み
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員A 無料 個人会員B ¥3,000 非会員(一般) ¥10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) ¥1,000
キャンセルの場合、2023年11月28日(火)までにご連絡いただければ手数料を差し引いて返金します。
それ以降は講演会参加費のキャンセル返金はできません。
締切日(開催日一週間前)にコンビニ決済を選択すると5日間の支払猶予期間があるため、最長開催2日前まで支払いを延期できます。
ただし、支払いが完了しないと正式な参加申し込みとはならないため定員オーバーで参加できない可能性があることをご容赦願います。
参加費が無料の方も、キャンセルされる場合は、なるべく早く にご連絡ください。こちらでシステムから取り消します。
終了いたしましたお問い合わせ◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:03-6435-0458