開催趣旨:
近年、医療ニーズの多様化に伴い、効果的かつ特異的な中分子および高分子薬剤の開発が注目され、新たなモダリティとして急速に進化しています。しかしながら、これら薬剤の体内での挙動に関しては、まだ満足のいくものではなく、薬効の最大化には課題が残っています。その一方で、mRNAワクチン等のナノ医薬品は、新型コロナウイルスを機に大きく進歩し、多くの課題に立ち向かうことが可能となってきています。
今回の研究講演会では、脂質ナノ粒子、高分子ミセル、およびそれら材料設計から、分子機構の解析におけるシミュレーション、そしてレギュラトリーサイエンスまで、第一線で活躍されている先生方より、計算科学的および実験的な双方の観点からご講演いただきます。これらの最先端技術を活用した将来の展望について議論し、ナノ医薬品による創薬イノベーションを学び得る機会となることを期待しています。
日時: 2024年3月8日(金)13:00-18:00 場所: オンライン配信(Zoomウェビナー使用) 世話人: 佐藤 太朗(杏林製薬株式会社)、大槻 幸恵(大鵬薬品工業株式会社)、大原 康徳(日本たばこ産業株式会社)、
奥田 歩(興和株式会社)、狩野 敦(株式会社モルシス)、高橋 瑞稀(第一三共RDノバーレ株式会社)、
村崎 広太(田辺三菱製薬株式会社)連絡先: お問い合わせは、下記メールまたはTELにお願いいたします。
TEL: 03-6434-0458 (情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局)
プログラム
- 13:00 - 13:10 はじめに
- 13:10 - 13:45
「RNA/核酸創薬を加速する環境応答性脂質様材料ssPalmの開発」
秋田 英万(東北大学)
- 13:45 - 14:20
「FMO法を活用したDDS製剤設計」
福澤 薫(大阪大学)
- 14:20 - 14:55
<14:55 - 15:10 休憩>
「脂質ナノ粒子のエンドソーム脱出の分子機構:分子シミュレーションによるアプローチ」
篠田 渉(岡山大学)
- 15:10 - 15:45
「高分子ミセルのコア-シェル設計に基づくバイオ医薬品送達システムの開発」
西山 伸宏(東京工業大学)
- 15:45 - 16:20
「生体内バリアを突破する核酸ナノ医薬の創成」
宮田 完二郎(東京大学)
- 16:20 - 16:55
<16:55 - 17:10 休憩>
「ナノ医薬品の品質安全性確保に向けたレギュラトリーサイエンス」
加藤 くみ子(北里大学)
- 17:10 - 17:50
パネルディスカッション
- 17:50 - 18:00 おわりに
講演会参加費参加申込み
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員A 無料 個人会員B ¥3,000 非会員(一般) ¥10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) ¥1,000
キャンセルの場合、2024年3月1日(金)までにご連絡いただければ手数料を差し引いて返金します。
それ以降は講演会参加費のキャンセル返金はできません。
締切日(開催日一週間前)にコンビニ決済を選択すると5日間の支払猶予期間があるため、最長開催2日前まで支払いを延期できます。
ただし、支払いが完了しないと正式な参加申し込みとはならないため定員オーバーで参加できない可能性があることをご容赦願います。
参加費が無料の方も、キャンセルされる場合は、なるべく早くにご連絡ください。こちらでシステムから取り消します。
終了いたしました。お問い合わせ
◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:03-6435-0458