開催趣旨
「量子生命科学が拓くヘルスケアへの未来」
AI が研究基盤として社会に定着し、生命科学はかつてないスピードで進化を遂げている。しかし、AI の学習データに基づくアプローチだけでは、生命現象の根源的な理解や未病・予防を含む真の医療革新には限界が見え始めている。次なるブレイクスルーは、生命を「量子」という最小単位から捉え直すことによって生まれつつある。
量子生命科学は、物質とエネルギーの根源的な挙動を通じて、代謝、情報伝達、恒常性維持といった生命活動の根本原理を明らかにしようとする新しい研究分野である。このアプローチは、従来の医療や創薬が見落としてきた領域を照らし出し、新たなモダリティ、精密医療、そして「未病から健康回復」へと至る未来型ヘルスケアの創出を可能にする。
CBI2026 大会では、量子と生命の融合がもたらす新たなパラダイムを中心に、AI・計測・インフォマティクス・物理科学の連携によるトランスレーショナル研究の最前線を議論する。また、次世代を担う若手研究者の挑戦と分野横断的な協働を促し、バイオサイエンスと医療が進むべき “次のフロンティア” を描き出す場とする。
| CBI学会2026年大会 | 大会長 | 上村 みどり(CBI研究機構 量子構造生命科学研究所) |
| 実行委員長 | 池田 和由 (理化学研究所) | |
| プログラム委員長 | 江崎 剛史 (滋賀大学) |