開催趣旨:
「ビッグデータ」や「人工知能」を最大限活用した創薬については、昨今、医薬業界のみならず、国を挙げての積極的な議論・取り組みがなされ、大きな注目を集めています。
CBI学会におきましても第376回講演会において創薬およびライフサイエンス分野における人工知能技術の今後の展望について議論されたことは記憶に新しいところです。
https://cbi-society.org/home/documents/seminar/2013to16/20160901.html
一方で創薬における人工知能活用の成功の鍵を握る入力データについては、論文データの再現性に対する警鐘や創薬段階で収集されるデータの質等、多くの問題点が見受けられます。
本研究講演会では、創薬研究の現場に「将来」必ず訪れるであろう人工知能の実戦投入に備えて、「今」、何を準備しておくべきか?という課題について議論したいと思います。
人工知能の創薬への活用に日々取り組まれている第一線の先生方をお招きして、最新の状況、現状の課題、今後の計画に関してご講演いただきます。創薬にたずさわる多くの方々のご参加を御願いいたします。
日時: 2017年3月2日(木)13:20-17:45 場所: 東京大学山上会館2階 大会議室(東京都文京区本郷7-3-1) 世話人: 相良 武(大鵬薬品工業株式会社)、緑川 淳(株式会社ワールドフュージョン)、嶋田 朋嘉(帝人ファーマ株式会社)
プログラム
18:00 - 20:00 懇親会 (場所:1階 談話ホール 参加費:\3,000)
- 13:20 - 13:30 はじめに
- 13:30 - 14:15
「コンパクトなデータ表現による高速な類似基質結合部位検索」
富井 健太郎(産業技術総合研究所 人工知能研究センター)
- 14:15 - 15:00
「がんのOmics解析とDeep Learningを使った画像解析の接点とその可能性」
辻 真吾(東京大学 先端科学技術研究センター)- 15:00 - 15:45
「深層学習の進展とPreferred Networksの取り組み」
大野 健太(株式会社Preferred Networks)
<15:45 - 16:00 休憩>
- 16:00 - 16:45
「人工知能技術の最新動向と製薬分野への応用」
木戸 邦彦(株式会社日立製作所)
- 16:45 - 17:30
「創薬・医療応用を目指す産学連携AIコンソーシアム」
奥野 恭史(京都大学大学院 医学研究科)
- 17:30 - 17:45 総括
講演会参加費参加申込み
(種別) (料金) 法人会員 無料 一般 個人会員 無料 非会員(一般) \10,000 学生 学生会員 無料 非会員(学生) \1,000
お問い合わせ終了しました
◆情報計算化学生物学会(CBI学会)事務局
TEL:03-6890-1087