第332回CBI学会研究講演会2012.12.14
「薬物間相互作用の予測;FDAドラフトガイダンスをめぐる議論」
- 「概論」
杉山雄一(理化学研究所)
- 「消化管および肝臓での代謝における薬物間相互作用の予測」
伊藤清美(武蔵野大学薬学部)
- 「static modelに基づくトランスポーターを介した肝臓での薬物間相互作用の予測」
前田和哉(東京大学大学院薬学系研究科)
- 「In vivoの情報に基づく薬物間相互作用薬の分類(PISCS)」
樋坂章博(東京大学医学部附属病院 薬理動態学)
- 「腎臓での薬物間相互作用の予測」
楠原洋之(東京大学大学院薬学系研究科)
- 「PETイメージングによる薬物間相互作用の評価」
高島忠之(理化学研究所 分子イメージング科学研究センター)
- 「Dynamic model (PBPK model)を用いた薬物間相互作用の定量的予測」
杉山雄一(理化学研究所)
- 「創薬初期におけるトランスポーター薬物間相互作用について」
野沢敬(アステラス製薬株式会社)
- 「消化管におけるP-gpを介した薬物間相互作用予測の試み」
三日市剛(第一三共株式会社)
- 「低分子薬物と高分子薬物の薬物間相互作用について」
寺尾公男(中外製薬株式会社)
第331回CBI学会研究講演会2012.11.30
「アカデミア創薬の現状と課題」
- 基調講演「アカデミア創薬の課題と解決策~知的財産戦略ネットワーク(IPSN)の理念と我が国初の公的知財ファンド(LSIP)の活動について~」
秋元浩(知的財産戦略ネットワーク株式会社)
- 「塩野義製薬におけるオープンイノベーションの取り組み」
松本弥生(塩野義製薬株式会社 Global Development Officeイノベーションデザイン部門)
- 「医薬品創出拠点を目指して~大阪大学の取組~」
正城敏博(大阪大学 産学連携本部 総合企画推進部)
- 「構造ベース創薬プロジェクト:神戸大学連携創造本部がめざすもの」
榑林陽一(神戸大学 連携創造本部)
- 「京都大学における創薬オープンイノベーションの取組み」
早乙女周子(京都大学 大学院医学研究科・次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点)
- 懇親会
公益財団法人都市活力研究所セミナールームにて
第330回CBI学会研究講演会2012.9.14
「多様化する分子設計用ソフトウエア2 -LBDDのソリューション-」
- 「LBDD イントロダクション」広川貴次(産業技術総合研究所 生命情報工学研究センター)
- "Compound design by Matched Molecular Pairs" Willem van Hoorn (Accelrys Professional Services Cambridge, UK)
- 「リガンドとタンパク質の情報を組み合わせた新しいバーチャルスクリーニング」
佐藤秀行(オープンアイ・ジャパン株式会社)
- "Bridging the Gap between Ligand- and Structure-Based Drug Design" 吉留大輔(シュレーディンガー株式会社)
- "Software for Multi-Criteria Drug Discovery" Brian B. Masek (TRIPOS)
- 「構造最適化プロジェクトにおいてLBDDのソリューションに期待すること」 大川和史(持田製薬株式会社)
第329回CBI学会研究講演会2012.8.3
「GWAS、オミックス、経路網からの標的探索-期待と現実と対策」
- 「開催趣旨説明―期待と現実のギャップと対策」神沼二眞(サイバー絆研究所)
- 「大規模ゲノム解析のインパクト」鎌谷直之(株式会社スタージェン)
- 「オミックス解析の実状」茂櫛 薫(東京医科歯科大学)
- 「網羅的な標的探索と標的データベースの現状」長谷武志(東京医科歯科大学)
- 「アルツハイマーとRare & Neglected Diseaseへ の取り組み」荻島創一(東北大学)
第328回CBI学会研究講演会2012.7.2
「イオンチャネルがターゲットとなる副作用、その新たなメカニズム」
- 「ラフト/カベオラにおけるチャネル制御」古川哲史(東京医科歯科大学)
- 「薬物・生理活性物質によるイオンチャネル制御とその意義」古谷和春(大阪大学)
- 「Endosomeでのパッチクランプ解析」齊藤光義(株式会社 Ion Chat Research)
- 「イオンチャネルに関する新たな副作用メカニズム」谷口智彦(エーザイ株式会社)
第327回CBI学会研究講演会2012.6.1
「創薬ターゲット探索のためのバイオインフォマティックス」
- 「パーソナルオンコロジーへ向けてのゲノム情報解析」
油谷浩幸(東京大学 先端科学技術研究センター)
- 「緑内障症例群と対照群4600例細胞株化と診療記録とゲノム情報統合による情報資源化」
田代 啓(京都府立医科大学分子医科学教室)
- 「ゲノムインフォマティクス - 次世代シーケンサデータ解析の実践」
谷嶋成樹(三菱スペース・ソフトウエア株式会社)
- 「次世代シーケンサデータ解析と解析後データの管理」
川原弘三(ワールドフュージョン株式会社)
第326回CBI学会研究講演会2012.5.11
「創薬研究における化合物公共データベースの利用と活用」
- 「ChEMBLデータベースの概要と、医薬品候補及びターゲットの探索」
池田 和由(ChEMBL, EMBL-EBI)
- 「ChEMBLを利用した化合物ライブラリ作成」
金井 理(株式会社ファルマデザイン)
- 「メディシナルケミストのための統計的置換基変換支援システムの開発を目指して」
佐々木 俊太(帝人ファーマ株式会社)
- 「医薬品DBの創薬への活用~市販医薬品の構造解析とDrug-likeness」
永田 勉(第一三共株式会社)
- 「PubChem BioAssayに収録されている薬理活性と毒性データの有用性」
小島 史照(田辺三菱製薬株式会社)
第325回CBI学会研究講演会2012.3.16
「多様化する分子設計用ソフトウェア1-FBDDのソリューション」
- "A New Computational Method for Fragment Based Lead Discovery"
Adrian Stevens(Accelrys, Inc)
- 「IT 創薬における in silico FBDD」
朝永 惇(富士通株式会社 バイオIT事業開発本部)
- "Mapping the Thermodynamics of Solvent in Binding Sites"
Matt Geballe (OpenEye Scientific Software)
- "The Role of the Solvent in Protein-Ligand Binding: applications to druggability and ligand design"
Robert Abel (Schrödinger, LLC)
- 総合討論
第324回CBI学会研究講演会2012.2.10
「GPCR創薬のパラダイムシフトと将来展望」
- 「活性型Gタンパク質・β2AR受容体複合体X線構造成功と今後の課題」
宮野雅司(理研・青山学院大学)
- 「ヒスタミンH1受容体の構造と抗ヒスタミン薬選択性の分子機構」
岩田 想(京都大学)
- 「インシリコスクリーニングに向けたGPCRモデリング」
広川貴次(産業技術総合研究所)
- 「三次元多様性を鍵とする分子設計に基づくGPCRリガンドの創出」
周東 智(北海道大学大学院)
第323回CBI学会研究講演会2012.1.17
「創薬における物性評価と計算化学」
- 「分子動力学シミュレーション技術による化合物可溶化メカニズムの解明」
亀田倫史((独)産業技術総合研究所生命情報工学研究センター)
- 「創薬物性研究と計算化学への期待」
高田則幸(中外製薬株式会社)
- "COSMO-RS: From Quantum Chemistry via Fluid Phase Thermodynamics to Drug Design"
Andreas Klamt(COSMOlogic)
- 「エネルギー表示法による溶解度の計算、および光毒性予測/VCDによる構造決定」
古賀良太(株式会社クロスアビリティ)
第322回CBI学会研究講演会2011.12.5
「薬物間相互作用の予測; 欧米の薬物間相互作用(DDI)ガイダンスと将来展望」
- はじめに
杉山雄一(東京大学大学院薬学系研究科)
- 「欧米の薬物間相互作用(DDI)ガイダンスの現状と将来展望」
杉山雄一(東京大学大学院薬学系研究科)
- 「代謝酵素の関わる薬物間相互作用の予測」
伊藤清美(武蔵野大学薬学部)
- 「消化管CYP3A4,P-gpの関わる薬物間相互作用の予測」
加藤基浩(中外製薬株式会社)
- 「薬物間相互作用予測におけるPISCSの活用」
樋坂章博(東京大学医学部附属病院 薬理動態学)
- 「薬物吸収過程における薬物間相互作用(取り込みトランスポーター)」
玉井郁巳(金沢大学医薬保健研究域薬学系)
- 「肝臓のトランスポーターの関わる薬物間相互作用の予測」
前田和哉(東京大学大学院薬学系研究科)
- 「探索段階における薬物間相互作用クライテリアはどう設定するのか? -CYPとP-gp阻害を中心に-」
森脇俊哉(武田薬品工業株式会社)
第321回CBI学会研究講演会2011.11.21
「蛋白質のかたちと創薬 - 3次元分子模型とVR技術を通じた分子設計に向けて」
Protein Shape and Drug Design : Shaping out drug molecules through touching proteins with their 3D models and VR technology
- はじめに
小田晃司(大正製薬株式会社)
- 「不成功例の無い、三次元形状を重視する分子設計法」
松崎尹雄(分子設計アドバイザー)
- 「分子設計におけるバーチャルリアリティーの利用」
水島洋(国立保健医療科学院)
- "Modelling global protein conformational response to interactions controlled through haptic feedback: Towards an interactive docking tool for drug design"
Steven Hayward(University of East Anglia)
- "Navigating and exploring biomolecules with a haptic device"
Stephen Laycock(University of East Anglia)
- 「ハプティクスを用いてタンパク質を触ることからわかること」
由良敬(お茶の水女子大学・シミュレーション科学教育研究センター、生命情報学教育研究センター)
- "Real-time Collision Detection Engine"
Igor Goncharenko(株式会社アイネット)
第320回CBI学会研究講演会2011.9.30
「e-ADMET構築に向けて3: ADMET市販ソフトはどこまで有効か」
- はじめに:「ユーザーとしてのADMET市販ソフトの現状」
粕谷敦(第一三共株式会社)
- 「代謝物予測ソフトウェア"Meteor"の製薬企業における利用法の紹介」
水垂亨(塩野義製薬株式会社)
- 「代謝物予測ソフトウェア"MetaDrug"の製薬企業における利用法の紹介」
澤田浩隆、今野芳浩(科研製薬株式会社)
- 「創薬初期ステージにおける,GastroPlus活用例」
中西美智(小野薬品工業株式会社)
- 「PK-simによるヒトPK予測性の検証」
大塚幸夫(アステラス製薬株式会社)
- 「非臨床動態研究におけるsimCYPの活用事例」
中村晃一 (第一三共株式会社)
- 総括:「ADMET市販ソフトへの期待」
水間俊(東京薬科大学)
第319回CBI学会研究講演会2011.8.26
「薬効と毒性研究の新しい潮流」
- 「問題提起:ポストゲノム時代の薬効と毒性研究の課題」神沼二眞(サイバー絆研究所)
- 「計算毒性学への期待と現状: 医農薬/機能性化合物デザイン、化合物環境規制、実験動物代替法への展開」湯田浩太郎(株式会社インシリコデータ)
- 「薬物動態とmicroRNAの働き」
中島美紀(金沢大学医薬保健研究域薬学系薬物代謝化学研究室)
- 「ES細胞・iPS細胞を用いた薬物心毒性評価」
古川哲史(東京医科歯科大学難治疾患研究所)
- 「予期せぬ重篤な副作用への対策:StevensーJohnson's 症候群を例として」
鹿庭なほ子(国立医薬品食品衛生研究所医薬安全科学部)
- 「薬効(有益性)と毒性(有害性)の用量依存性のメカニズム」
三輪錠司(中部大学)
- 「ES細胞系を用いた神経発生毒性試験法」
曽根秀子(国立環境研究所環境リスク研究センター)
第318回CBI学会研究講演会2011.7.5
「ペプチド創薬の現状と未来」
- 「天然由来ペプチド様小分子に基づく難病治療薬の創製研究」林良雄(東京薬科大学)
- 「医薬品開発に向けたペプチド関連物質の完全化学合成法」千葉一裕(東京農工大学、JITSUBO株式会社)
- 「機能性ペプチドによる創薬」岡田弘晃(東京薬科大学)
- 「進化分子工学による分子標的ペプチドの創出」藤井郁雄(大阪府立大学)
- 「内在ペプチドと創薬への応用」南野直人(国立循環器病研究センター)
- 「特殊ペプチド創薬」菅裕明(東京大学大学院理学系研究科化学専攻)
第317回CBI学会研究講演会2011.5.27
「イオンチャネルの機能・構造パラメーターに関する新規定量法」
- 「チャネル機能とそれを介した生理応答の酸化還元感受性の定量化:TRP チャネルを例にとって」森 泰生(京都大学)
- 「膜電位感受性タンパクでの電位センサー間の協調的動作とその分子構造基盤」岡村康司(大阪大学)
- 「機械受容チャネルにおける力感知とゲート開口機構の構造的・物理化学的基盤」曽我部正博(名古屋大学)
- 「光受容イオンチャネル、チャネルロドプシンの光受容-チャネル構造・機能連関」八尾 寛(東北大学)
第316回CBI学会研究講演会2011.4.18
「がん研究とがん治療薬の最前線」
- 「がん幹細胞の性質を制御する分子機構とその治療戦略」佐谷秀行
(慶應義塾大学医学部先端医科学研究所)
- 「幹細胞維持機構の考察による癌の生存戦略解明へのアプローチ」
田賀哲也(東京医科歯科大学難治疾患研究所)
- 「癌のシステムパソロジーとシステム創薬」田中 博(東京医科歯
科大学疾患生命科学)
- 「がんにおけるエピジェネティクス異常と創薬」吉田 稔(理化学
研究所基幹研究所)
第315回CBI学会研究講演会2011.3.18 ==>中止
「e-ADMET構築に向けて3: ADMET市販ソフトはどこま
で有効か」
第314回CBI学会研究講演会2011.1.20
「薬物動態研究におけるモデリングとシミュレーション:進歩と課題」
- 「消化管吸収の予測:非線形動態(P-gp, CYP3A4)の予測とモ
デリング」杉山雄一(東京大学大学院 薬学系研究科)
- 「薬物代謝酵素CYPの発現量の個人間変動モデリング」樋坂章
博(東京大学医学部附属病院 薬理動態学)
- 「薬物間相互作用を定量的に予測するための考え方:数理モデルを
通した理解」前田和哉(東京大学大学院 薬学系研究科)
- 「薬物の脳移行の予測モデル;薬物のCSF中濃度は脳内フリー
濃度の良いサロゲートになるのか?」楠原洋之 (東京大学大学院
薬学系研究科)
- 「前臨床から臨床へのトランスレーションにおけるモデリング&シ
ミュレーションの活用」奥平典子(第一三共株式会社)
- 「臨床における薬効・安全性の個人差のモデリング」鈴木昭之
(ファイザー クリニカル・ファーマコロジー部)
第313回CBI学会研究講演会2010.12.7
「抗体医薬開発の進展」
- 「抗体分子認識研究の進展」津本浩平(東京大学)
- 「ゲノム抗体創薬への分子動力学の応用」児玉龍彦(東京大学先端
科学技術研究センター)
- 「抗体医薬設計のためのMD計算」藤谷秀章(東京大学先端科
学技術研究センター)
- 「次世代抗体医薬開発のフロンティア」熊谷 泉(東北大学大学院
工学研究科)
第312回CBI学会研究講演会2010.11.4
「粉末X線を用いた分子および結晶構造の解析 医薬品科学へ
の応用と期待」
- 「粉末構造解析の困難度をどう評価するか?」 松崎尹雄(分
子設計アドバイザー)
- "Using DASH and the Cambridge Structural Database to solve
pharmaceutically relevant structures from powder patterns"Jason
Cole (Cambridge Crystallographic Data Centre)
- 「粉末X線からの未知構造解析」山内 剣(ブルカー・
エイエックスエス(株))
- 「粉末試料からの低分子X線構造解析 創薬をターゲットとした解
析手法開発」西堀英治(名古屋大学)
第311回CBI学会研究講演会2010.7.28
「天然物探索に向けた次世代データベース構築」
- 「生物種-代謝物データベースKNApSAcK:世界の薬用/食用植物の悉皆的代謝物解析に向けて」 金谷重彦 (奈良先端科学技術大学院大学)
- 「メタボロミクスのためのマススペクトルデータベース MassBank」 西岡孝明 (慶應義塾大学)
- 「MassBankへのデータ入力インターフェースやメタボローム 解析によるバイオマーカー探索について」 青島 健 (エーザイ)
- 「第一三共における天然物サンプルのLC/MS プロファイルデータベース」田崎康一(第一三共)
第310回CBI学会研究講演会2010.7.6
「蛋白質構造を起点とした分子設計と機能解析」
- 「"Iridium: prepping PDB data for use in computation chemistry software development" Greg Warren (OpenEye Scientific Software)
- 「分子構造を基盤とした遺伝子発現制御とシグナル伝達~転写因子Ets1に対するリン酸化シグナルによるエンハンソ ソーム制御を例として」 緒方一博(横浜市立大学大学院医学研究科)
- "Ligand-based pose prediction with Shape" Bob Tolbert(OpenEye Scientific Software)
- "Hybrid Docking: Making use of both ligand and structure information." Geoff Skillman(OpenEye Scientific Software)
- 「回虫成虫ミトコンドリア内膜中に存在する複合体IIの立体構造に基づいた阻害剤の設計」 原田繁春(京都工業繊維大学大学院工芸科学研究科)
第309回CBI学会研究講演会2010.6.21
「計算創薬、再発展のための仕組みづくり」
- 挨拶に代えて:計算創薬は閉塞状況に陥っていないか? 神沼二眞
- 計算創薬への期待と現実:製薬企業の立場から 岡部隆義(東大)、上村みどり(帝人ファーマ)、河合隆利(エーザイ)
- 計算創薬への産学連係:アカデミアの立場から 多田幸雄(東大)、中野達也(国立衛研)、奥山彬(NPO化合物活用サポートセンター)
- 計算創薬への取り組み:Solution企業の立場から 福澤薫(みずほ情報総研)、小倉誠(富士通)
- DDBJ Read Archive (DRA)等の紹介、児玉悠一(国立遺伝学研究所)
- 次世代スーパーコンピュータ開発計画と計算創薬、泰地真弘人(理研)
- CBI学会の挑戦課題
計算創薬に関する技術的なInnovation(研究開発)課題、小長谷明彦(東京工業大学)
大学院における計算創薬講座、上林正巳(東京工業大学)
CBI Work Plaza計画、神沼二眞
- まとめ、田中成典(神戸大学)
第308回CBI学会研究講演会2010.5.26
「イオンチャネルの精密機能を構造から読み解く」
- 「細胞内カルシウム、カルモジュリンによるイオンチャネル制御における構造的基盤」 森誠之(福岡大学医学部)
- 「単粒子構造解析法 -結晶を使わない電子顕微鏡タンパク質構造解析-」 三尾和弘(産業技術総合研究所バイオメディシナル情報研究センター)
- 「イオンチャネル・受容体の構造と機能の状況依存的変化」 久保義弘(自然科学研究機構・生理学研究所)
- 「化合物によるイオンチャネル阻害回避への取り組み」 池森恵(エーザイ株式会社)
第307回CBI学会研究講演会2010.4.12
「RNA創薬への道」
- はじめに 中井謙太(東京大学医科学研究所)
- 「生殖細胞特異的に発現する小さなnoncoding RNA 'PIWI-interacting RNA' の生合成と機能」 塩見美喜子(慶応義塾大学医学部)
- 「パスウェイ解析を目指した細胞内遺伝子発現計測技術」 三宅 淳(大阪大学大学院基礎工学研究科)
- 「Network Screening: RNAi実験を活用した活性化ネットワーク探索技術」 堀本勝久(産業技術総合研究所 生命情報工学研究センター)
- 「長鎖noncoding RNAの新機能と疾患との接点の探索」 廣瀬哲郎(産業技術総合研究所 バイオメディシナル情報研究 センター)
- 「RNA創薬のためのドラッグデリバリーシステム」(仮題) 片岡一則(東京大学大学院工学系研究科)
- 「RNAの造形力と創薬」 中村義一(東京大学医科学研究所)
- まとめ 杉山雄一(東京大学薬学部)
第306回CBI学会研究講演会2010.3.23
「e-ADMET構築に向けて2:吸収性を支配する薬物物性と腸管代謝」
- 「はじめに:吸収性予測における薬物物性と腸管代謝のインパクト」水間 俊(東京薬科大学)
- 「難水溶性薬物の吸収性予測方法の確立とそれに基づいた製剤設計:In silicoシミュレーションによる吸収性評価」高野 隆介(中外製薬)
- 「BCS, BDDCSを活用した創薬戦略」高木 敏英(大日本住友製薬)
- 「In vitro及びin vivoにおける小腸代謝の種差 ― CYP3A及びUGTを中心に―」小村 弘(日本たばこ産業)
- 「薬物の経口吸収性における種差とヒト吸収性の予測」高橋 雅行(第一三共)
第305回CBI学会研究講演会2010.2.19
「経路網からの薬物標的探索」
- はじめに:神沼二眞
- 「遺伝子ネットワーク推定を用いた薬物標的探索」井元 清哉(東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター )
- 「神経に特異的な選択的スプライシングの網羅的解析と経路網探索」 鈴木 仁(北陸先端科学技術大学院大学ナノマテリアルテクノロジーセンター )
- 「インタラクトームとゲノム情報を用いた薬剤標的の探索」長谷 武志(東京医科歯科大学)
- "Applications of knowledge networks and pathway analysis for drug development"Anton Yuryev(Ariadne)
新春ワークショップ2010.1.12
「Chem-Bio Informaticsの新しい地平線」
- 「CBI学会および関連学会の2010年の活動」神沼 二眞(CBI学会事務局)
- 「合成生物学:遺伝子ネットワークのデザインから遺伝暗号の改変によるタンパク質製剤開発まで」木賀 大介(東京工業大学大学院総合理工学研究科)
- 「システム創薬 Diseasome疾患ネットワークなどの最近の傾向やハーバードとの遠隔事業など」田中 博(東京医科歯科大学)
- 「海外の状況」八尾 徹(理化学研究所)
- 話題: (1)政権交代に伴う科学技術関連予算の見直しへの対処 (2)若手研究者のCarrier Programの問題 (3)その他の話題
第304回CBI学会研究講演会2009.12.18
「抗体分子認識研究の現状と今後」
- 「はじめに:抗体分子認識研究」津本 浩平(東京大学)
- 「抗体創薬のための蛋白質インフォマティクス:現状と問題点」白井 宏樹 (アステラス製薬)
- 「動物体における単鎖抗体産生と抗原分子認識能力」片山 政彦(エーザイ)
- 「がん治療に向けた抗体分子デザイン」浜窪 隆雄(東京大学 先端科学技術研究センター)
- 「分子間相互作用における速度論量や熱力学量と立体構造情報との相関」織田 昌幸(京都府立大学 大学院生命環境科学研究科)
第303回CBI学会研究講演会2009.11.25
「創薬に関するケモインフォマティックスの展開」
- “ISIDA approach to virtual screening and properties assessment”Alexandre Varnek (University of Strasbourg, France)
- “'Scaffold-Hopping' for hit and lead structure identification: A journey through chemical space”Gisbert Schneider (Johann Wolfgang Goethe-University, Germany)
- “QSAR/QSPR: Principles and Fundamentals”Roberto Todeschini (University of Milano-Bicocca, Italy)
- “Analyzing Biochemical Pathways for Drug Design”Johann Gasteiger (Molecular Networks GmbH, Germany)
第302回CBI学会研究講演会2009.10.16
「FBDD(Fragment-Based Drug Design)の現状と将来への期待」
- “Fragment Evolution: Protein Crystallography for Fragment Based Projects” 阪下 日登志(アステラス製薬)
- “Fragment Evolution: Processes and Applications” 折田 正弥(アステラス製薬)
- “Fragment as a Lead Discovery Tool” 大田 雅照(中外製薬)
- “New Fragment-Based Protein Ligand Docking Engine for the Creation of Novel and Accessible Ligands”, Marcus Gastreich (BioSolveIT GmbH)
第301回CBI学会研究講演会2009.9.11
「薬物動態予測におけるin silico予測技術の新展開」
- 「薬物間相互作用の定量的予測システム「DDI simulator」の開発」杉山 雄一(東京大学大学院 薬学系研究科)
- 「コンピュータシミュレーションによる薬物動態の個体差の予測」加藤 基浩(中外製薬株式会社)
- 「化合物の物性情報に基づく主要クリアランス経路の予測~(1)システムの目的と構成~」前田 和哉(東京大学大学院 薬学系研究科)
- 「化合物の物性情報に基づく主要クリアランス経路の予測 ~(2)機械学習による領域最適化と記述子追加~」秋山 泰(東京工業大学大学院 情報理工学研究科)
- 「薬物動態特性のin silico予測と情報可視化技術「Heiankyo View」の開発」山下 富義(京都大学大学院 薬学研究科)
- 「CALTA法による薬物の化学構造を元にした分子間相互作用の最適化」小林 好真(第一三共株式会社)
第300回CBI学会研究講演会2009.8.7
「新思考による創薬の産学連係:それぞれの立場から」
- 基調提言「計算創薬研究者のCommunity構築」神沼 二眞
- 「産学連係:Solution企業からの要望および提言」小倉 誠(富士通株式会社)、佐藤 智之(みずほ情報総研株式会社)、川原 弘三(株式会社ワールドフュージョン)
- 「アカデミアにおけるin silico創薬への挑戦」平山 令明(東海大学)
- パネル討議:産学官とNPO―新連係の可能性
第299回CBI学会研究講演会2009.8.6
「計算化学とバイオインフォマティクスの未来―1」
- 基調講演「医薬品開発とCBI学会への期待:薬を上市した経験から」多田 幸雄(前大鵬薬品、現東京大学)
- 「計算化学とバイオインフォマティクスを学ぶ機会」中田 吉郎(群馬大学)、白井 剛(長浜バイオ大学)、田中 博(東京医科歯科大学)
- 「製薬企業が求める計算化学とバイオインフォマティスト」仲西 功(近畿大学)、高岡 雄司(大正製薬)
- 討議:情報計算技法の専門家の仕事の機会をどう増大させるか?
第298回CBI学会研究講演会2009.7.23
「低分子X線解析から分かること 構造解析から分子設計へ」
- 「最近の低分子X線構造解析法の進歩 ハードウェア及びソフトウェア」与座 健治(ブルカー・エイエックスエス株式会社)
- 「キラル分子間の分子認識 優先富化現象の分子メカニズム」田村 類(京都大学大学院 人間・環境学研究科)
- 「X線原子軌道解析-原子軌道の個性-」田中 清明(名古屋工業大学大学院 物質工学専攻)
第297回CBI学会研究講演会2009.6.26
「生体防御の分子機構:薬物代謝酵素と核内受容体および類縁転写因子」
- “Nuclear receptor signaling and cross talk” 根岸 正彦(米国National Institute of Environmental Health Science)
- 「薬物代謝酵素とmicroRNA制御」横井 毅(金沢大学薬学部)
- 「薬物代謝酵素と生体防御の分子機構」山添 康(東北大学大学院薬学研究科)
第296回CBI学会研究講演会2009.5.13
「メタボロミクスの実証研究:創薬の基礎から臨床まで」
- 「メタボロミクスが解き明かす生命のシステム」曽我 朋義(慶應義塾大学先端生命科学研究所)
- 「メタボローム解析を用いたケミカルバイオロジー」井本 正哉(慶應義塾大学理工学部)
- 「メタボロームで鶴岡に奇跡を」菅野 隆二(ヒューマン・メタボローム・ テクノロジーズ株式会社)
- 「メタボタイピングの技術開発」菊地 淳(理化学研究所)
- 「NMRメタボロミクスの臨床応用-代謝異常の診断、透析治療の管理など」藤原 正子(東北大学薬学部)
第295回CBI学会研究講演会2009.4.3
「神経機能・病態における細胞シグナルとイオンチャネルの制御と役割」
- “Non-selective cation channel cascades contribute to neuron loss following stroke”, John MacDonald(Robarts Research Institute、University of Western Ontario)
- 「イオンチャネル型グルタミン酸受容体の新しい機能―孤児受容体δ2受容体から学ぶ」柚崎 通介(慶應義塾大学医学部)
- 「グリア細胞に発現する内向き整流性K+チャネルKir4.1と薬物相互作用解析」古谷 和春(大阪大学大学院医学系研究科)
- 「神経系イオンチャネルの生理と病態」井本 敬二(自然科学研究機構 生理学研究所)
- 「チャネル病のモデル動物:電位依存性Na+チャネルNav1.1変異ラット」真下 知士(京都大学大学院医学研究科附属動物実験施設)
- 「シナプスカルシウム流入に応答する神経転写制御機構」尾藤 晴彦(東京大学大学院医学系研究科)
第294回CBI学会研究講演会2009.3.12
「生物医学と創薬を変えるIT」
- 1.大学や独法研究機関における計算創薬(SBDD)環境の構築
(1) フラグメント分子軌道法プログラムABINIT-MPの創薬への応用、中野達也(国立衛研)
(2) 大学におけるCADD講習会の試みと今後への期待、日向寺(合田)祥子(東海大)
(3) 創薬インフォマティクス講座を開催している経験から、広川貴次(産総研)
(4) Protein Data Bank に蓄積された構造情報の自動分類・及び利用ツールの開発、齊藤美保子(長浜バイオ大)
(5) 異分野融合研究に向けて:クリニカルゲノムインフォマティクス人材養成とナノバイオ若手の会に取り組んだ経験から、高岡 裕(神戸大)
- 2.製薬企業のIT環境
(1) 探索研究における情報共有ニーズ、河合隆利(エーザイ)
(2) IT創薬を意識した研究環境、松末朋和(持田製薬)
- 3.学会間の連係の可能性、共同研究環境、研究者コミュニティの形成
(1) 研究者コミュニティの形成や共同研究課題形成グループの立ち上げなどについて、船津公人(東大)
(2) バイオインフォマティクスにおける連係の可能性、有田正規(東大)
(3) GRIDを用いた生命医学知識共有の動向-知識創造の場としてのGRID -小長谷明彦(東工大)
(4) 欧米の事例 、八尾 徹(理研)
(5) 若手Clinical Bio IT 人材育成について、田中 博(東京医科歯科大)
(6) 日韓中の計算創薬ネットワーク(AHeDD)の構築、秋山 泰(東工大)
- 4.まとめと提言(CBI Grand Challengeへの取り組み)
第293回CBI学会研究講演会2009.1.16
「アカデミアにおける創薬と計算化学」
- 「アカデミアにおける創薬基盤」岡部 隆義(東京大学)
- 「大学が有する化合物利用の仕組みづくり」奥山 彬(NPO法人化合物活用センター)
- 「大学化合物ライブラリーを用いたパーキンソン病治療薬のin silico開発」有賀 寛芳(北海道大学大学院薬学研究科)
- 総合討論:創薬に関する産学連係の戦略